手伝いすぎて大失敗!子どもの自由研究、親はどこまで手を出す!?
賞をとることが目的ではないですが、子どもの発想と子どもの知識の中でできる作品でないと、評価という面でもマイナスになるんだなと改めて思い知らされました。
子どもにやらせなければいけない点、親が手伝うべきこと
◆何をするのか、どうやったらそれができるのか
子どもが何か言い出す前に、親から「こんなのどう?」と言うのはNG。まずは子どもの意見を尊重しなければなりません。
親のアイデアを先に言葉にすると、子どもの発想がそこでストップしてしまうので、子どもがどんなことをしたいのかをうまく聞き出しましょう。
そして、それが明確になったら、どうやったらそれができるのかを一緒に考えます。
「こうしたい」けれど「どうやったらできるかわからない」ということであれば、少しアイデアを足してあげるといいですね。
◆準備するものへの考え方
何をするか決まったら、何が必要か一緒に考えて準備しましょう。
家にあるもので使えるものはないかを考えたり、買う必要のあるものは、親が買ってくるのではなく、できれば一緒に買いに行きましょう。
そして「身近なもので作ることができる」「お金をかけすぎない」ということも頭に入れておいた方がいいと思います。
親がつい必要以上にやる気になったり、わが子によりよいものを創作してほしいという気持ちになるのは、よくわかります。
ただ、あくまでも「自由研究は子どもの宿題」ということを肝に銘じて、子どもが自分自身でこれをやりたいと思ったものを、どうしたら実現できるのかを一緒に考え、サポートすることが大切だと思います。
適度なアドバイスで子どもらしい作品づくりを手助けできるといいですね。
<文・写真:ライター鳥山由紀>