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転園は親も子もドキドキ!すんなりなじむための親の心がけ3つ

あんふぁん
転園は親も子もドキドキ!すんなりなじむための親の心がけ3つ


仕事の転勤や転居、生活スタイルの変化などで、子どもが転園することになった場合、親はわが子が新しい園になじめるか心配ですよね。
わが家は結婚してから10年の間に、転居による転園を2回経験しました。
今回の記事では、引っ越しの多かった私自身が子どもの時に感じてきたこと、その経験を生かして自分の子どもの転園で気をつけていることについて紹介します。

幼稚園・保育園の転園は親もドキドキ



まず登園初日、在園児は転入児に興味津々!
「どこからきたの?」
「すきなあそびはなに?」
「なんてよべばいいの?」
「いまどこにすんでるの?」
「どうしてひっこしてきたの?」
「なんかはなしていることばがちがうね(方言のある地域の場合)」
と、質問攻めにあいます。
社交的な子どもであれば受け答えもできるでしょうが、そうではない場合、このこと自体が子どもにとってかなりのプレッシャーに。
子どもが恐怖心をもつことなく初登園を終えるのが、とにかく最初の関門です。
どちらかというと内向的な子の場合は、事前に担任の先生にその旨を伝えておくといいでしょう。

早くなじめるように心がけている3つのこと


そのほか、子どもが園に早くなじめるように、わが家では3つのことを心がけています。


子どもの得意なことを先生と共有する
私自身が転園したときに感じたのは、「何かひとつでも得意なことがあれば、それをきっかけに友達の輪にも入っていきやすい」ということ。
体を動かすことが大好きだった私は、転園と同時に幼稚園内で実施されている体操クラブに入りました。
そこで一緒に習っている子との交流をきっかけに、友達の輪も広がっていきました。

わが子の場合は、転園の際、絵や工作が得意だということを担任の先生に伝えました。
すると、「どんなものを作っているか見たいので、工作を持ってきてもいいよ」と言ってくれました。
毎日作品を作っている息子は、翌日から登園するのが楽しみになり、登園を渋る様子がなかったので本当に助かりました。
もし子どもに得意なこと・好きなことがあれば、ぜひそのことを担任の先生に伝えてみてください。
今回のケースのように、作品を持っていってよい園は少数派かもしれませんが、園での活動の中で先生が子どもの特技に触れるきっかけを作ってくれることでしょう。
「今日はどうだった?」と聞かない
私自身もそうだったのですが、帰宅後に「今日はどうだった?」と親から聞かれるのが、「楽しかった」という答えを期待されているような気がして、案外プレッシャーになっていました。
そのため、わが家では、転園後しばらくは、子どもの帰宅時に「今日はどうだった?」と聞くのを控えました。
代わりに、連絡帳に書いてあることを元に「今日は〇〇あったんだねー」「給食は△△だったんだ!おいしそうだね」などと話しかけるようにしました。
子どもの気分がよい時は「そうなの、~でね」と話を続けてくれますし、あまり気分が乗らないときは「うん」で終わります。
返事の様子で、ある程度子どもの感情を汲みとるようにしました。

また、「パパもママも〇〇の味方だよ」ということは日頃から伝えるようにしていて、負の感情を察したときは、ギューっと抱きしめるようにしました。
親の直感は意外と当たるもので、いつもとちょっと違う空気を感じたときは、友達とのトラブルがあった後だったりも。
表情や態度が少しおかしいなと感じたら、子どもに「何かあった?」と聞くのではなく、園の先生に「最近どうですか?」と聞いてみるのもいいかもしれません。


園での頑張りを先生から聞いてほめる
転園からしばらくの間は、新しい環境で頑張っている子どもを応援するために、担任の先生となるべくコミュニケーションを取るように。
先生は子どもたちのちょっとした成長にも気づいてくれているので、園との連絡帳や送り迎えの時などに子どもの頑張りをたくさん教えてくれました。
しかも、家に帰ってきた後に「先生から聞いたんだけど、今日は〇〇できたんだってね!」と普段の何気ない行動をほめると、子どもは恥ずかしがりながらもとても喜びます。
先生が自分のことを気にかけてくれているとわかると、子どもにも園生活に対する安心感が生まれるので、先生との情報共有をおすすめします。

自信がつけば、園になじむのもすぐ!


転園は親も子もドキドキ!すんなりなじむための親の心がけ3つ


自分の経験、そして子どもの姿を見ていると、
「自分にはできることがある」
「親も守ってくれている」
「先生も見てくれている」
と心理面の安心が整えば、それが自信にもつながり、園生活に早くなじめるように感じます。
そのためには、日ごろから子どもの様子を観察するとともに、親としても、園と適度なコミュニケーションを取っていくことが大切です。
ぜひ、親子で新しい園生活を楽しんでいきましょう!

<文・写真:ライターnanahi>

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