転園は親も子もドキドキ!すんなりなじむための親の心がけ3つ
と親から聞かれるのが、「楽しかった」という答えを期待されているような気がして、案外プレッシャーになっていました。
そのため、わが家では、転園後しばらくは、子どもの帰宅時に「今日はどうだった?」と聞くのを控えました。
代わりに、連絡帳に書いてあることを元に「今日は〇〇あったんだねー」「給食は△△だったんだ!おいしそうだね」などと話しかけるようにしました。
子どもの気分がよい時は「そうなの、~でね」と話を続けてくれますし、あまり気分が乗らないときは「うん」で終わります。
返事の様子で、ある程度子どもの感情を汲みとるようにしました。
また、「パパもママも〇〇の味方だよ」ということは日頃から伝えるようにしていて、負の感情を察したときは、ギューっと抱きしめるようにしました。
親の直感は意外と当たるもので、いつもとちょっと違う空気を感じたときは、友達とのトラブルがあった後だったりも。
表情や態度が少しおかしいなと感じたら、子どもに「何かあった?」と聞くのではなく、園の先生に「最近どうですか?」と聞いてみるのもいいかもしれません。
園での頑張りを先生から聞いてほめる
転園からしばらくの間は、新しい環境で頑張っている子どもを応援するために、担任の先生となるべくコミュニケーションを取るように。
先生は子どもたちのちょっとした成長にも気づいてくれているので、園との連絡帳や送り迎えの時などに子どもの頑張りをたくさん教えてくれました。
しかも、家に帰ってきた後に「先生から聞いたんだけど、今日は〇〇できたんだってね!」と普段の何気ない行動をほめると、子どもは恥ずかしがりながらもとても喜びます。
先生が自分のことを気にかけてくれているとわかると、子どもにも園生活に対する安心感が生まれるので、先生との情報共有をおすすめします。
自信がつけば、園になじむのもすぐ!
自分の経験、そして子どもの姿を見ていると、
「自分にはできることがある」
「親も守ってくれている」
「先生も見てくれている」
と心理面の安心が整えば、それが自信にもつながり、園生活に早くなじめるように感じます。
そのためには、日ごろから子どもの様子を観察するとともに、親としても、園と適度なコミュニケーションを取っていくことが大切です。
ぜひ、親子で新しい園生活を楽しんでいきましょう!
<文・写真:ライターnanahi>