子育て情報『正しく靴を履けている?子どもの「足育(あしいく)」が大事!』

2018年12月14日 12:30

正しく靴を履けている?子どもの「足育(あしいく)」が大事!

正確なサイズを専門家に測ってもらった上で選び方のポイントをチェックすると限りなくぴったりに近い靴を選ぶことができます。靴選びのポイントを知っておきましょう。

(1) ひもかマジックテープの靴を選ぶ
締め具合を調節できるので、足にぴったり固定することができます。

(2) つま先の広さと高さ
靴の中で指が自由に動くよう、つま先には5mm~1cmのゆとりがあるものを選びます。

(3) かかとの硬さ
足をしっかりと固定できるかかとの靴を選びます。かかとがやわらかいと靴の中でぐらつきを支えられないため、トラブルにつながります。お下がりの靴の場合も要注意で、かかとの芯が潰れていないか、靴底がすり減っていないかを確認しましょう。

(4) 靴底の硬さと弾力性
靴底は適度な硬さがあり、地面からの衝撃を吸収する適度な弾力があるものを選びます。
靴底が硬すぎるものは曲がらないので避けましょう。

(5) 指の付け根にそって靴底が曲がる
親指と小指を結ぶ線にそって曲がる靴を選びましょう。

(6) 通気性のいい素材
通気性や吸湿性に優れた素材を選びましょう。さらに中敷きが外せると早く乾燥させることできおすすめです。

3. 丁寧に履く習慣を身につけよう

靴選びと同じくらい、靴の履き方は大事です。幼少期から正しい靴の履き方・脱ぎ方を習得しておきましょう。

(1) 履き方
1.  靴に足を入れ、かかとを合わせる。つま先を上げ、かかとをトントンと床について靴と足を合わせます
2. 左右を外側から押さえ、足と密着させます
3. おさえた状態でテープをしっかりと留めます

(2) 脱ぎ方
1. 手でテープを外す
2. かかとを持ち、靴を脱ぐ
3. 次に履きやすいように、テープは外したままにしておく

早く出かけたくて靴を履こうとすると、テープをはがさずに足を入れたり、つま先をトントンしたりと雑になりがちです。
また、靴のかかとを踏んでいたりテープや靴紐を毎回締め直さなかったりしていると、靴の形状が崩れ姿勢が不安定となり足自体の形にも影響が出てきます。
正しい靴選びは、運動能力にも影響すると言われています。かけっこが遅い、よく転ぶなどの悩みのある子どもがぴったり合った靴を履いてからパフォーマンスが上がったケースもたくさんあるそうです。靴のサイズについて、今一度確認してみましょう。

小さい子、特に男の子は靴の履き方などを重視せず早く履くことにこだわります。

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