娘の「ふんわりちゃん」宣言!怒りと甘えしか知らなかった彼女は…
娘:「怒らず甘えず?こんな感じ?」
私:「それは怖いよ。ちょっとだけ口角あげてごらん?」
娘:「こう?」
私:「そうそう、そんな感じで、怒らず甘えず普通に話すの。目標になるキャラクターとかいないかな?」と提案してみました。
娘:「う~ん、じゃあ、今私の中で『ふんわりちゃん』っていうキャラクターを作ったから、それを思い浮かべてやってみるね!普通よりちょっとふんわりしてて、優しくお喋りできる女の子!」
私:「いいね、ふんわりちゃん!」
娘:「ママ、いつもいろんな方法を教えてくれてありがとう。
私、変わりたいからみんなにも協力してもらう。みんなに『ふんわりちゃん宣言』をして、トゲトゲ怒ってるときは、『ふんわりちゃんになって』って声かけてもらうことにする!」
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そうして、娘家族みんなに『ふんわりちゃん宣言』をしに行ったのでした。これは画期的な変化です。娘は誰かに何かを指摘されると、それがどのような内容であれ、すぐに反発して怒ります。
そんな娘が、自分から周りに協力を乞うなんて!!変わりたい、怒りから抜け出したい、という娘の気持ちが見えた嬉しい瞬間でした。
娘自身の「ふんわりちゃん」宣言から、成長を感じる
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ふんわりちゃん宣言から数週間が経ちました。
トゲトゲ怒っている娘を見かけると、家族みんなが「ふんわりちゃ~ん!」と声をかけてくれるようになりました。
娘も自分から協力をお願いしたため、今の自分を否定されていると感じることなく、素直に受け入れて「ふんわりちゃん」に変身しています。
もちろん、疲れていて余裕のない時は怒りを爆発させていますが、家族とのトラブルの回数はかなり減ってきたと思います。
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娘の他人とのコミュニケーション方法が「怒る」「甘える」の2通りしかない、ということになぜ今まで気がつかなかったのだろう。
もっと早くに気づいてあげていれば、娘はもっと早くに楽になれていたかも知れないのにと、とても後悔しています。
いつも一緒に過ごしていると見過ごしてしまう部分。でも、ほんの少しだけ立ち止って、その見えにくい部分を客観的に眺めてみてはどうでしょう?
この子は、どんな風に他人と接しているのだろう?この子は、どんな時に笑い、どんな時に怒るんだろう?この子は、どんな事に幸せを感じるんだろう?
時にはそんな風に距離をとって我が子を観察してみることで、問題解決への糸口が見つかるかもしれません。
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