「1番がいい!」と子どもが泣くのは、なぜ?よくある3つの理由
という方針でいるため、他の子と競った経験が少ない場合もあります。
こうしたお子さんの場合、年齢に関わらず、悔しい気持ちの処理の仕方を学んでおらず、泣いたり暴れたりする形でしか、自分の気持ちを表せないことがあります。
そんな時はどうすればいい?お友達と遊ぶ前に、まずは親子で楽しむこと
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上に挙げたような原因で「1番病」が起こっている、と考えられる場合、安心できる環境で、勝ち負けを繰り返し経験できることが大切です。
1つの方法として、簡単なゲームを親子で楽しむことから、始めてみると良いでしょう。数の理解に困難のあるお子さんの場合、その中で数を扱う練習ができると、なお良いですね。
例えば、「雲の上のユニコーン」は、幼児から小学校低学年のお子さんまでが、ゲームを楽しみながら数の扱いを学ぶのに最適です。
基本のルールは、すごろくと同じですが、先にゴールしたら勝ちという訳ではなく、途中でもらえる宝石を、たくさん集めた人が勝ちです。
宝石は、ピンク色の宝石コマに止まったとき、宝石の数を決めるサイコロを振り、出た目の数だけもらえます。
このとき、「いくつ宝石をもらえるかな?」と問いかけて、正しい数の宝石をとってもらうことが、数の練習になります。
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数概念を身につける「雲の上のユニコーン」-アナログゲーム療育のススメ
親子で楽しめたら、友達も呼んでトライしてみよう
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10186008147
こうしたシンプルなゲームを、まずは親子2人で楽しみ、慣れてきたら友達も交え、遊べるようになると良いでしょう。お子さんが何度もプレイして、よく知っているゲームであれば、先の見通しが立ちやすく安心してプレイできます。
そのため、1番になれなかったとしても、泣いたり暴れたりすることは少なくなるはずです。
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