ハイハイの時期はいつ?ハイハイしないで立つのは問題あり?ハイハイの練習方法や相談先を紹介します。
後ろ下がってしまう時は壁に足の裏がつく位置でうつぶせにしたり、足の裏にパパママが手を添えてあげる練習が効果的です。その場で回転する動きは、左右の腕の使い方が均等になる動きを工夫してみましょう。
しっかりお座りができ両手が上手に使える時期に入ったら、手を伸ばせば届く位置から少しだけ離れた場所にオモチャを置いてみましょう。手をつく動作を自然に引き出せます。少しずつ距離を離していけば、手を前に出す動きにつなげられます。
この方法は、うさぎのように両手足を順番に動かすハイハイをする赤ちゃんにも有効です。左右を交互に動かすことがその赤ちゃんにとって合理的であれば、次第に交互に動かすハイハイをする率が上がっていきます。
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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038000909
腰がうまく持ち上がらない場合は、小さな段差を利用すると腰と脚で体を支える感覚を身につけられます。カーペットと床くらいの小さな段差から始め、パパママの膝に上らせる、座布団を乗り越えさせるなどで工夫してみてください。ただし、頭から転ぶ危険があるので段差は高すぎないように気をつけてください。
環境面では、第一に平らで安全なスペースを確保してください。柔らかすぎる床は上手に力を伝えにくいので、布団の上より畳やクッションフロアがおすすめです。衣類は上下が分かれたもののほうが動きやすいでしょう。
歩行器や赤ちゃんチェアを使う時間を減らし、自発的に動くことを見守ることも効果的です。暗い、寒い、うるさいなどで赤ちゃんが動く意欲を持てない場合もあるかも知れないので、一度チェックしてみてください。
赤ちゃんはマネが好きなので、パパママや他の赤ちゃんがハイハイする姿を見せることも刺激になります。
ここにあげた工夫に限らず、動作のバリエーションをいくつも体験させてあげることがハイハイの上達を促します。パパママとの関わりのすべては赤ちゃんの健やかな成長の糧となるので、日々の暮らしの中で赤ちゃんのペースに気を配りながら、体を動かす喜びを体験させてあげてくださいね。
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参考書籍:牧田栄子/著、今泉岳雄/監修『赤ちゃんのできること』(岩崎書店刊,2014)
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参考書籍:瀬戸口清文、藤原明美/著『0歳からのうんどうあそび絵本”わーい!”』(明治図書出版刊,2000)