2017年2月15日 21:06
ストラテラの効果・副作用とは?ADHDのある人に処方される薬ストラテラを詳しく解説します
しかし、小学3年になった頃からクラスメイトとの関係の悪化などから症状が悪化し、学校との連携を強化するも改善がみられないため、アトモキセチンを用いた薬物療法を開始した。次第に症状は改善し、小学高学年では特に問題がみられなかった。中学進学を前に薬物療法の終結を検討するも、中学入学という環境変化に伴う悪化を危惧し継続を望んだ。入学後も特に問題はなく、中学1年の2学期から減薬し、3学期には薬物療法を終結した。その後、定期的な通院は継続したが、問題はなく中学卒業を機にフォロー終了とした。
■まとめ
薬物療法の終結後は多少の症状の悪化はみられたが顕著ではなく、家族や学校の協力があり、本人ができる工夫を適宜治療者と相談しながら治療を継続した。フォローを終了する際、今後いつでも再診できることを付言しておくことも重要である。
引用:ADHDの診断・治療指針に関する研究会、齊藤万比古編『注意欠如・多動症-ADHD-の診断・治療ガイドライン第4版』(株式会社じほう、2016年)235ページ
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まとめ
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161002317
ADHDのある人に医師が処方する薬のひとつ、ストラテラを解説しました。
薬物療法を開始するにあたっては、副作用への心配から不安が大きくなってしまうこともあるかもしれません。そんなときは、不安をひとりで抱えこまずに医療機関に相談することを考えてみてください。
正しく知ることで不安が解消されるかもしれません。なお、医師だけでなく薬剤師も薬の相談に乗ってくれます。
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