2017年2月16日 22:18
夜驚症・睡眠時驚愕症とは?特徴、原因、対応方法、治療法についてまとめました
大人が夜驚症の症状を見せる場合、ストレスが関与している何らかの二次障害であることが多くあります。そのため、まずストレスの要因が何にあるのか、そして軽減できないか考えてみましょう。また、子どもの場合と同じように、寝室環境を整えることも夜驚症の無意識な行動によるけがの防止のために重要な対処の一つです。
夜驚症の症状に悩んでいる、原因が自分ではわからないときは、睡眠外来や精神科のある病院・クリニックを訪れてみるのもよいでしょう。また、以下に掲載したような病院・クリニックのホームページなどを参考にする際は、「睡眠時随伴症」と書かれた箇所に夜驚症に関する情報が載っていることもあるので、合わせて見てみることをおすすめします。
http://www.ncnp.go.jp/hospital/guide_s_outpatient/detail07.html
国立精神・神経医療研究センター病院
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_sleep.html
厚生労働省知ることからはじめようみんなのメンタルヘルス
まとめ
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161009003
夜驚症とは、眠っていても突然泣き出したり騒いだりしてしまうことです。恐怖に満ちた顔つきや泣き方の激しさ、そしてそのパニック状態を覚えていない様子を見ると、パパ・ママとしてはどうしても不安に感じてしまいますよね。
しかし、夜驚症は子どもの成長の一過程で起きるものであることがほとんどであり、時間の経過とともに症状が落ち着くというパターンがほとんどです。
そのため、夜驚症の子どもがいるパパ・ママにできることは夜驚症のメカニズムや詳細を知り、落ち着いて子どもを見守ってあげることです。
しかし、成長段階で起きるものとはいえ、子どもだけでなくパパ・ママも睡眠不足などで生活に支障が出る場合、他の疾患も疑われるほど夜驚症の症状が激しい場合は小児科や精神科で診察してもらうことも一つの手でしょう。病院で一度診てもらうだけで、不安がある程度軽減できたり、子どもへの対応方法がわかったりします。子どもの状態を一度冷静に見直したうえで心配なことが残るならば、小児科医や精神科医の先生に相談することをおすすめします。
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