2017年2月15日 12:29
放課後等デイサービスの規制強化、保護者からの評価が今後は重要に?
ことなどが規定されました。
加えて「放課後等デイサービス事業者について広告をする場合において、その内容を虚偽のもの又は誇大なものとしてはならない」ことも規定されました。
今回の人員、設備及び運営に関する基準は2017年4月1日より施行となりますが、現行の基準で「指定放課後デイサービス事業者」「基準該当放課後等デイサービス事業者」となっている事業者に関しては、2019年3月31日までは本基準の順守は猶予されることとなっています。
放課後デイサービスの質の向上に関する皆さんの意見
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11032006848
前回発達ナビで本報道をお伝えした際には、コメント欄にて、職員配置基準の変更が本当にサービスの質の向上につながるのか疑問視する意見がみられました。
資格も大事だと思います。
でも、一人一人、違います。教科書には書いてないです。
ちゃんと見てくれる。
子供の言葉に耳をかたむけてくれる。
寄り添ってくれる。
そんな職員さん、施設が少しでも増えてくれたら いいなと、切に願います。
https://h-navi.jp/column/article/35026093
今回の厳格化は指導員の経歴にハードルを課すものですが、質の向上につながるか疑問です。
記事中にもあるように、質の低い放デイというのは「テレビを見せているだけ、ゲーム等を渡して遊ばせているだけ」だったりするのですが、これは指導員の経験が足りないからというより、事業所として子どもたちの発達に寄与するプログラムを作る気がないからです。事業所の運営方針の問題です。
https://h-navi.jp/column/article/35026093
またそこから、そもそも放課後等デイサービスが提供する質の高いサービスとは一体どういったものなのかということも議論がなされていました。私のいる東京郊外では、複数の放デイを掛け持ち利用することが普通です(←全国的に当たり前かどうかは不明?です)。
こどもたちは心得たもので、月・水曜はA事業所で運動療育だけど、火曜日は家で宿題・・・、木曜はB事業所でSST、金曜はC事業所でのんびりするよっ!などと、きちんとスケジューリングしています。
・・・で療育の内容なんですが、
C事業所のような『のんびりできる事業所』は不必要ですか?
私は、むしろC事業所こそ必要だと思っています。