2019年3月11日 09:00
「保育園にゲタはダメ!」ママの反対に息子・むっくんが提案した、みんなが笑顔になれる解決策
簡単に2択で結論を出した私と違い、むっくんは3日間、どうすれば良いのか考えていたのだと思います。
私の思いに耳を傾け、考えてくれたむっくん。一方彼の思いを100%否定し、尊重できる方法を考えようともしなかった私。
むっくんの思いを嬉しく思いながらも、自分の行いを恥ずかしく思いました。
自分で考えて、自分で決める
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私たちはこの件以降、行先に応じてゲタをどうするか話し合うようになりました。
長時間歩く日はそのことを伝えて、「足が痛くなって歩けなくなることが心配」など私の気持ちを指示や説得にならないよう気をつけて伝えます。すると靴にはき替える日もあるし、靴を持っていく日もある。痛くてもはきたいと自分で決断すると足が痛く赤くなっても一生懸命歩きます。
その日の気持ちや体調に応じて落としどころを考えているようです。
意見が対立したとき、許可や指示、脅しに強制、説得などを使い、私の意見を通すと癇癪を起こすむっくんでしたが、自分でどうするか考え、決めてもらうと穏やかに過ごせます。小さな出来事でも親の意見に従わせるのではなく、メリットもデメリットも理解した上でどうするのかを自分で考え、自分で決めることは、子どもをうんと成長させるのだと感じました。
私とむっくんの意見の対立は日常茶飯事ですが、できるだけむっくんの声に耳を傾け、話し合うように心がけています。
もちろんうまくできない日もあるし、親の力を使ってしまう日もあります。それでも二人で考えて、それぞれの気持ちを大切にする、二人とも笑顔でいられる折衷案を見つけていけたら素敵だなぁと思っています。
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