2021年1月14日 07:00
掃除当番をサボる理由は、「嫌い」だけではなくて…!?ADHD息子が感じていた意外なハードル
が多すぎて疲れちゃうんだよね。それで掃除が本当に嫌になったんだ。別にオレが掃除をやらなくてもいいかって」
という掃除にまつわる困り感の一通りを話してくれましたが、母は「掃除どんだけキライだよっ」とツッコミましたよ(笑)
困っていたのは、「掃除そのもの」ではなく...?
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掃除がキライという感情が息子の中にあるのは知っていたのですが、学校のルールにはてな?がありすぎて困っていたことは知りませんでした。
確かに掃除だけでもたくさんのやり方があります。トイレ掃除は水を撒いてブラシでこすること!など初めて行う作業だと戸惑うこともあります。
ほうきでの掃き掃除や雑巾がけでも、教室の前から後ろに向かって履く、一列になって拭く...など、決まりごとがたくさんありますよね。おそらく先生や上級生が最初に手本を見せてくれて、みんなはそのやり方を見て覚えたのでしょうが、リュウ太は細かいルールや手順が把握できていなかったのでしょう。
「こうでいいの?」とやり方を確認してもらいながら進めることができたら安心なのでしょうけれど、息子リュウ太はクラスの中で浮いている存在でしたから周りが手取り足取り教えてくれることもなく、苦手な分野ではとことん臆病で消極的になっていたことがわかりました。
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実は困っていたのは掃除という作業ではなくて、作業サポートが得られないことだったんですね。「困ったときに質問をする、相談する、お願いすることができて、SOSが出せたとしても、周りがいい対応をしてくれるわけじゃないってことが一番困ったことなのかもしれない。学校生活のほうが社会よりも大変だったかも!?給食のルール・プールのルール・図書室のルールでしょー。ルールについては意外と覚えること多かったかもなー」とリュウ太はいいます。
社会に出てからは、「質問したらみんな答えてくれるし、丁寧に教えてくれる。それに社会人になってからすごくイヤな人って周りにいないかも。
学校よりも社会はオレにやさしい」ということなんだそうです。
それなりに学校の中で一人でどうにかしようと踏ん張っていたんだな、母に相談しないでわからないものと戦っていたんだな~と思ったのでした。
学校生活を母も振り返って、本当に覚えることたくさんあったんだな~って思いました。