2021年1月14日 07:00
掃除当番をサボる理由は、「嫌い」だけではなくて…!?ADHD息子が感じていた意外なハードル
今週はどこを?今日の担当は?毎回混乱していた「掃除」の時間
Upload By かなしろにゃんこ。
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ADHDと広汎性発達障害がある息子リュウ太は小学4年生まで掃除に困っていました。
みんなが当たり前にやる掃除当番なのに、リュウ太は自分はどの場所を掃除する係なのかがわからず、毎回誰かに聞かないとできなかったと言います。
当番表は教室の掲示板にあり、どの班がどこを担当するのか一目でわかるようになっていますよね。
でも、リュウ太は掲示板をほとんど見たことがなかったのです。
興味がなかったこともあり、クラスのルールや目標など学校生活に必要なことはだいたい掲示板を見ればわかるようになっていることを知らなかったのです。
班の親切な女の子に質問して「うちの班は今週は廊下だよ」と教えてもらっていたそうです。でも「今週は」と言われていても、次の日にはまた忘れてしまいます。
間違ったら注意されるし、やりたくなくなる...「やっているフリ」をして教室をウロウロ
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リュウ太は2年生~4年生の期間は人に否定されることに恐怖を感じていたそうで、わかっているつもりで勝手に行動して「違うよ」と後から注意されたり文句を言われたりすることを恐れていました。そのため、毎回誰かに聞いてからでないと動けなかったようです。
リュウ太(22歳)「学校のルールがイマイチわからなくて、戸惑うことが多かった。みんなはわかっているみたいだけど、オレは知らないことが多くて大変だった。
例えば掃除も雑巾担当なのか、ほうき担当なのかわからないし、ほうき係はどこから掃いていったらいいのか?どこまでやるのか?こんなこともわからない」
Upload By かなしろにゃんこ。リュウ太(22歳)「雑巾係も、オレは雑巾をすぐになくしちゃうから、できないことが多かった。明日になればまた汚れるんだから、掃除なんてしなくていいと思うようになって、掃除の時間に別の場所をウロウロ歩いて掃除をしなくていい状態にしてた。
やり方が違うと周りから文句を言われるし、やりたくなくなる。だんだん掃除が苦痛になっていって、4年のときはやってるフリをしてさぼった。
掃除のやり方が学校できちんと決められていないことが苦手だったのかも!?個人が担当する区域はどこからどこまで、道具がない場合はどこに相談するべきか、いろいろなルールに気を使いながら行動することや、決まりごとに対しての「?=はてな」