子育て情報『ADHD次男が「友達にケガをさせた」担任からの連絡に顔面蒼白。解決のカギは』

2021年2月2日 10:30

ADHD次男が「友達にケガをさせた」担任からの連絡に顔面蒼白。解決のカギは

ただ、次男に対してどう言えば一番良いだろうと悩みました。
学校生活での許しがたい行動ですが、指示を出せる状況でありませんし、被害を受けたお子さんとまだ話ができていない状況です。
また、次男は怒られたり否定されたりしたことに対して、事実より過剰に受け取るところがあります。
そのため、本人の気持ちを否定して叱ることは、反省する場を奪う結果になるだろうと思いました。

悩んだ結果、叱りはしないが低い声で、真剣な目をして話し合うことにしました。

ADHD次男が「友達にケガをさせた」担任からの連絡に顔面蒼白。解決のカギはの画像

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私は、学校から帰って来た次男に目線を合わせ、肩に手を当てながら(こうすると落ち着いて話を聞いてくれやすいから)伝えました。
・どんな理由があっても人を傷つけることはしてはいけない
・怒りそうな時はすぐにその場から離れること
・私と次男でもう一度謝る事が大事(すでに次男は学校で一度謝っている)

私は「繰り返してほしくない」という一心だったため、おそらく怖い顔をしていたのかもしれません。


この時期の次男は自分の気持ちや周りの状況を上手く伝えることが難しかったのですが、「(自分にとって)嫌なことをされた」「つい机を倒してしまった」「傷つけるつもりじゃなかった」と話し、「謝りに行こう」と話す私に対して「わかった」と答えました。

夜、約束の時間になり次男と学校に向かいました。被害を受けたお子さんと保護者の方、先生に会いました。お子さんの足を見せてもらい「痛い思いをさせてごめんなさい」と言った後、再度全員に向けて謝罪しました。
※謝罪した際の言葉は長いため、割愛します

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保護者の方は初めて直接お話した方なのですが、次男にADHDがあるということを知っており、気を遣っていただいていたのかもしれません。私からの謝罪の後「私は次男くんのことを知っていますし、娘からも次男くんとのやり取りを昔から聞いています。
理由がないのに一方的にやる子じゃないのはわかってますよ」と思ってもいなかった言葉をいただきました。「相手のお母さまが謝る必要なんてない」(と私は思っている)のに…と思いつつ、その後は何故かお互い謝罪をしつづけるという状況に…。周囲の方の厚意に生かされているなと痛感しました。

暫く気まずそうにしていた次男ですが、最後にお子さんと保護者の方に「ごめんなさい」

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