2021年7月5日 06:15
失敗に凹むASD息子を励ましたら「前はもっとダメだったの?」と衝撃を受け…さすがだった夫の声かけ
と言われたとしたら『全然私の話が伝わっていない』と絶望していただろうと思うくらいに、そのときの私は落ち込んでいました。そんな私の心にも、夫の「これからだよ」はストンと入ってきました。
普段人にも自分にも厳しい夫だからこそ、穏やかに伝えた「これからだよ」が説得力を持って響いたのかもしれません。
『客観的に見た自分』の姿に凹むことはあるけれど
自分自身を俯瞰して見ることが苦手なコウですが、年齢が進むにつれて「自分って今こういう感じだな」と言うことが増えてきました。
同年代の子どもに比べるとゆっくりではありますし、その視点は大分独特なものだったりもしますが、彼なりに自分を客観的に捉えようとしているのだなと感じています。
自分を客観的に見ることで得られる発見の中にはうれしくないものもあり、そんなときコウは「今までずーっとそうだったのに、自然にそうなっちゃうのに、到底変われる気がしない…」と凹んだりパニックになったりします。
Upload By 丸山さとこ
今までは私が声をかけることや時間が過ぎることで気持ちを立て直すことが殆だったコウでしたが、夫の言葉で落ち着いて前を向いた彼を見て『夫の伝える「これからだよ」もコウの中に残ってくれるといいな』と感じた学校帰りのできごとでした。
LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
https://h-navi.jp/column
【発達障害×運動会】苦手要素満載!?ダンス、徒競走、応援合戦…涙あり、笑いありの運動会エピソード6選