子育て情報『ダウン症に合併症まで、衝撃の告知に涙。「差別してほしくない」でも「障害が軽かったら」と願う自分の矛盾と息子が教えてくれたこと』

2022年2月15日 06:15

ダウン症に合併症まで、衝撃の告知に涙。「差別してほしくない」でも「障害が軽かったら」と願う自分の矛盾と息子が教えてくれたこと

などです。

え?私??
ええ、そりゃもう昔はガッツリ比べてしまっていました…。

でも、これ、当たり前のことじゃないかと思うのです。わが子の障害が少しでも軽くあってほしいと願うのが親心ではないかと思うのです。

でも、ずーっと、ほかのお子さんとわが子を比べてばかりだなんてつらいですよね…?私はつらかったし、そんな自分が嫌でした。

周りの人には「ダウン症のあるわが子を差別してほしくない」と思う一方、わが子に対しては重くあってほしくないことを望む自分。それって自分が「障害があること」に対して差別していることなんじゃないかと気づいたときには愕然とし、深く反省しました。

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きいちゃんに教えてもらったこと

現在、私はきいちゃんをほかの子と比べることなく楽しく子育てできています。(たまに比べてしまうときはありますが…笑)
それはどうしてか?

何故ならきいちゃんの成長と共に年々きいちゃんの個性が出てきて、きいちゃんはきいちゃん!と思えるようになってきたからです。
そして、どんなきいちゃんも愛しく思えるようになった自分がいます。

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きいちゃんに限らず、障害があっても、感情表現がとっても豊かで楽しい子が多いんですよ!(笑)

本当に、この6年間できいちゃんに成長させてもらってるな…と思います。障害があろうとなかろうと、命や心はみーんなみんな一緒なんだなあとしみじみきいちゃんを子育てしながら思うのです。

これもきいちゃんから教えてもらった「大切なこと」の一つです。

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執筆/星きのこ

(監修:鈴木先生より)
障害がある子どもの心身に治療が必要な場合は主治医が対応していきますので、ぜひお母さんは子育てを楽しんで、たくさん遊んであげてください。きいちゃんから教わったように、「命や心はみんな平等」に授かっているのです。ダウン症のあるお子さんに限らず、どんなお子さんもさまざまな困難や問題があるでしょう。きいちゃんには感情表現が豊かで楽しい一面があるので、その個性豊かないいところを大切にして育ててあげればいいのではないでしょうか。親もまた、子どもに育てられています。私のような小児科医でもいまだにお子さんから教わることが多いのです。

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