子育て情報『アニエスベーのギャラリーで開催中の作品展「BRUT」。アニエスベーと障害のある日本人アーティストとの作品の出合い、世に出ていないアーティストを応援する想いとは』

2022年3月4日 14:15

アニエスベーのギャラリーで開催中の作品展「BRUT」。アニエスベーと障害のある日本人アーティストとの作品の出合い、世に出ていないアーティストを応援する想いとは

で菅原さんの作品と出合いました。ギャラリー・プレインジュールで開催されていたのは、ギャラリーのキュレーションによる展示「Art Brut Japoinais(日本のアール・ブリュット)」。そこで購入した1枚の絵を、彼女にプレゼントしたのです。

娘から贈られた菅原さんの作品をアニエスはとても気に入りました。その後、彼の作品のオリジナルプリントのTシャツも販売しました。それと同時に「いつか日本で、日本のアール・ブリュットの作品展を開催したい」という思いを抱き企画が動き始めたのだそうです。それから2年、コロナ禍の状況もあり、ようやくこの春、開催にこぎつけたのでした。


世に知られていない、若手アーティストを応援したいという思い

これまでも、アニエスベーはアート展の開催や、サポートなどを行ってきました。
でも、アール・ブリュットの展覧会を独自で開催するのは初の試みです。

アニエスベーがアート作品を購入したり、アーティストを応援したりするのは、投資のためではありません。応援してきた人たちの中から、有名になった人たちもいますが、有名になりそうだから応援している、ということではないのです。彼女のアートへの思いの根底には「若い人たちを応援したい」という気持ちが常にあります。

「若い」というキーワードから、グラフィティ・アートやストリートアートが関連していきますが、そのひとつが「アール・ブリュット」だったのです。今回の展示も、障害がある人による作品だから、アール・ブリュットだからという視点で開催を企画したわけではないといいます。「アニエス自身が出会って好きになった」という、感情の動きが大事なのだと言います。


アニエスベーの作品やグッズの中で自然と知りえる、社会への思い

今回はBRUT展について取り上げていますが、アニエス自身は創業当時から、持続可能な社会への意識をもって環境問題や人権問題などの社会課題解決活動をし、発信してきました。
たとえば、コンセプトにある「GIVE LOVE」という言葉は、商品のキャッチフレーズでもありますが、これは彼女がずっと発信しているメッセージです。たとえば、海洋科学探査船タラ号プロジェクト。

アニエスベーのギャラリーで開催中の作品展「BRUT」。アニエスベーと障害のある日本人アーティストとの作品の出合い、世に出ていないアーティストを応援する想いとはの画像

Upload By 発達ナビ編集部

青山の店舗にディスプレイされている、タラ号プロジェクトにまつわるアート作品と商品のコーナー

タラ号プロジェクトは、アニエスベーフランス本社のCEOであり、Tara Océan財団共同創設者兼会長であるエティエンヌ・ブルゴワが、アニエスベーと共に支援しているプロジェクトです。

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