子育て情報『働く母の大問題!ASD息子は学童に通える?保育園の先生への相談で知った「放課後等デイサービス」という選択肢。6年間通わせた今、思うこと』

2022年7月12日 06:15

働く母の大問題!ASD息子は学童に通える?保育園の先生への相談で知った「放課後等デイサービス」という選択肢。6年間通わせた今、思うこと


放課後等デイサービス?

その存在を知ったのは、太郎が保育園の年長クラスのころ。保育園の先生と面談をしているときだった。

「先生、太郎もうすぐ小学校入学じゃないですか…。学童って利用できると思いますか?」

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私は、自閉スペクトラム症のある太郎が学童を利用できるのかが不安だった。利用しないと仕事ができないし、仕事ができなければ収入もなくなるからだ(私は両親とは同居しているわけではなく、両親は定期的に地元の島へ帰省している)。

先生からは
・今も保育園で生活できていること
・太郎の落ち着き具合からみると学童を利用することは可能であると思うこと
・通う学童側に聞いてみることが第一ということ
・太郎との相性もあるということ
・発達障害のある子どもも、学童を利用しているケースは少なくはないということ

などのアドバイスをいただいた。それを聞いて、時期がきたら学童側へ直接アポをとろうと思った。


そして先生から、冒頭の言葉を聞いた。
「放課後等デイサービスを利用してみませんか?」

デイサービスと聞くと、私の中のイメージでは高齢の方が利用するものだった。けれど、放課後等デイサービスは、児童福祉法に基づき、障害のある0歳児から高校生までが利用できるところであった。

先生がおすすめしてくれた施設は、個別指導が中心で一人ひとりの個性を考えたプログラムが組まれるというような説明を受けた。また、必要に応じてグループ(複数名)での取り組みを臨機応変に実施しているとのことだった。

そして、地域にはほかにも放課後等デイサービスが多くあることを知った。

「一人ひとりの個性を考えたプログラム」、そこに私はひかれた。

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小学校入学と同時に放課後等デイサービスに通い始めて

そうして、太郎は小学校入学とほぼ同時に、放課後等デイサービスを利用開始した。

私が思う、放課後等デイサービスの魅力はこんな感じだ(施設によって異なる)。

利用について
・利用の日数を、月に1回から週に6日と幅広く本人に合わせられる(※)
・療育センターなどとは違い親が付き添わなくてもよい
・送迎つき(学校側と連携して学校の終わる時間を把握して迎えにきてくださる)
・利用限度額があり、金銭的にも利用しやすい

サポートについて
・発達障害の専門職の方が多い
・スタッフ間でのミーティングが行われており太郎の性格や特性、方針を共通理解してくださっている
・スタッフ間での話し合いの結果を定期的に保護者(私)

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