子育て情報『発達障害次男を「乱暴な子」ではなく「正直な子」と信じてくれた――「先生がいなくなったら…」特別支援教室の先生との別れに思うこと』

2022年8月5日 06:15

発達障害次男を「乱暴な子」ではなく「正直な子」と信じてくれた――「先生がいなくなったら…」特別支援教室の先生との別れに思うこと


次男が小5になり、大好きなA先生が異動することに…。

私にとっても次男にとっても、A先生は心の拠り所になっていました。しかし、A先生は次男が小5になる年度に、他校に異動することになりました。
異動の知らせを聞いたときにも挨拶に行きましたが、離任式の際にも学校にお伺いし、感謝の気もちを直接伝えることにしました。

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先生との別れを経験して、支え合うことの大切さ、人への感謝を学びました

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現在は次男は小6になり、A先生との別れを経験してから1年が経過しました。

最初のころは、「オレが知っている△教室(特別支援教室)じゃない…」と、浮かない様子でしたし、心にポッカリと穴が空いているようでした。「A先生がここにいてくれればいいのに」と泣くこともありました。それでも、次男なりに少しずつ現状を受けとめながら、現在も学校生活を送っています。

今でも私がA先生の話をすると、次男の表情はパッと明るくなります。

先日、A先生に手紙を書きました。次男は書字障害があり、文字を書くことは大の苦手ですが、A先生への思い入れが強く、苦手な中頑張って手紙を書いていました。何度も「この文章変じゃないよね?」と、うれしそうに私に聞いてきました。


人生の中で人との別れは何度か繰り返していきます。その中でも、大好きな人との別れは、本人にとって大きな衝撃で、情緒が乱れてしまう場合も多いのではないかと思います。悲しい経験をすることになりますが、そういった経験から、支え合うことの大切さ、人に感謝するこころを学び、今後の人間関係の構築のあり方について考えるきっかけになっていくのではないかと思いました。

執筆/スガカズ

(監修:井上先生より)
すばらしい先生に出会えた経験は子どもさんにとっても親御さんにとっても大きな成長や心の支えになったと思います。子どもが大人に相談できるようになるためには、その大人が子どもにとって「自分を分かってくれる存在」になることです。A先生はまさにそんな人だったのだと思います。このお話は、多くの現場の先生たちにとって、元気を与えるように思います。

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