ADHD末っ子は自己肯定感たっぷり!その理由は「きょうだい関係」にあり?医学部生になった今、留年2年目で奮闘中!/読者体験談
忘れ物、癇癪、忘れっぽい…特性によるトラブルはあったけれど、末っ子だから「あらあら…」程度でスルーできた
そんな次女ですが、まったく特性によるトラブルがなかったわけではありません。
次女のウィークポイントは忘れ物、失くし物、おねしょ、癇癪、その他服装などが若干だらしないところでした。小学校には制服があったのですが、上の子たちは帰宅後すぐに上着とスカート(ズボン)を脱いでハンガーにかけたのに、次女がそれをできるようになったのは、何百回も言ったあとでした(でも何百回か言えばできるようになることが分かったというのは、私にとっては収穫でした)。
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また、やりたくないことや嫌なこと、めんどうなことに限らず、楽しみにしていることでも忘れてしまいます。
たとえば、学校から帰って「今日は○○ちゃんの家で遊ぶんだ~」と言ったのに、次の瞬間には本を読んでいて、「○○ちゃんの家に行くんじゃなかったの?」と声をかけると「あっ、そうだった」という感じです。
上の子たちはそんな次女のことを「すごい難しいことを知っているのに、メチャクチャ赤ちゃんぽいところもある」、「みんなが知っていることを知らないで、誰も知らないことを知っている」と言っていました。そんな次女を上の子たちはリスペクト。次女に自信を与えてくれました。
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また、私にとって次女は3人目の子育て。最後の赤ちゃんだと思っていたので(実際そうなりました)、言葉が遅くてもおむつが取れなくても、「あんたはずっとしゃべらなくていいよ、ずっとおむつでいいよ」と言っていたくらいでした。
次女は1歳くらいから上の子たちがしなかったイタズラはするし、1歳半になっても話さないし、いろいろ上の子どもたちと違うところは多かったです。ですが私も「あらあら…」という感じでめったにしかるようなことはなく、長女のときは「しっかり育てなければ」といろいろと厳しくしていましたが、2人目3人目になるにしたがっていい加減になってしまいました(笑)。でも、それが良かったのだと思います。
現在国立大の医学部に通う次女。留年2年目、頑張っています!
さて、次女は現在大学生です。一浪で国立大の医学部に入学し、一人暮らしをしています。
でも留年をしてしまい現在は留年2年目で奮闘中です。
一人暮らしの家でコロナ禍のオンライン授業に取り組むのは、次女の特性上非常に困難だったようです。