子育て情報『私は過保護?「甘やかし過ぎじゃない?」と言われても、大切にしたい場面緘黙娘との関わり方』

2023年9月29日 06:15

私は過保護?「甘やかし過ぎじゃない?」と言われても、大切にしたい場面緘黙娘との関わり方


家族から「甘やかし過ぎじゃない」と言われていた

小さい頃からおとなしくてものすごく引っ込み思案に見えてしまう次女。外出先では、不安が強いこともあり、ほとんど私にべったりでした。

そんな幼児期の次女をみて、実母からは「甘やかし過ぎじゃない?」「この子、こんな調子で小学校行って大丈夫なの?」と、言われていました。また、場面緘黙と分かってからも、夫からは「甘やかしたからこうなったんじゃない?」と言われたりもして、その都度、「私のせい……?」と考えずにはいられませんでした。

それからずっと「甘やかしている?」「過保護なの?」という考えは私の中から離れませんでした。

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Upload By まりまり


遊園地に行った時……

とにかく新しいものが苦手で、最初の一歩までがとても不安が強い次女。

遊園地では、いつもみんなで乗れる乗り物しか乗っていませんでしたが、その時は次女の好奇心が勝ったのか、初めて、「一人で乗ってみる」とゴーカートに乗ろうとしたことがありました。

そうは決めたけど、どうしても不安になってしまって何度も手順を私に確認する次女。
「やっぱりやめようかな……」と何度も並んでいる列から外れて戻ろうとしていました。

でも、私としては、次女の中での好奇心とか、「やってみよう!」という前向きさとか、今このタイミングで踏み出そうとしている次女の気持ちをとてもうれしく感じていました。なので、一歩踏み出せるように何度も確認する次女に付き合って背中を押していました。

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過保護親認定?

列に並んでいて、次女の順番が来る直前、そのやり取りを見ていた遊園地のスタッフの方に、ため息交じりに「お母さん、そんなに何度も言わなくても、この子自分でできますよ」と、言われました。


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操作が簡単だから次女でもできることや、次女への励ましの意味で言ってくれたのかなあとも思いましたが、その時のスタッフさんのため息や、やれやれというような表情を見て、「ああ、私、いろいろ手を出し過ぎている過保護な親に見られているのか……」と気がついて、なんとも言えない気持ちになってしまいました。


おおらかな親でいたい。でも必要なこと。

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「できるできる!何とかなるから大丈夫!」と私もそう言いたい。
ただ、それでは人よりかなり不安の強い次女が、全く踏み出せなくなってしまうことをこれまでの経験から知っています。

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