子育て情報『「家族としか話せない」場面緘黙娘、小2では不安で固まり検査不能…4年後の発達検査では?』

2023年10月31日 06:15

「家族としか話せない」場面緘黙娘、小2では不安で固まり検査不能…4年後の発達検査では?


2年生の時に初めて知能検査を受けることに

次女は小学1年生の入学後から学校で場面緘黙の症状が目立つようになり、2年生の時に児童精神科クリニックを受診、初めての知能検査(田中ビネー知能検査)を受けることになりました。
次女は、家族以外とは話せないし、緊張が高くなると動けなくなってしまう(緘動)ので、少しでも不安が解消できるように、検査について本人に説明をしてから挑みました。


初めての知能検査の様子は…?

そうして準備をして挑んだ検査。
担当の臨床心理士さんと2人で部屋に入り、検査を開始……したものの、次女は全く答えることができませんでした。言葉での質問はもちろん、道具を使ったものなども、固まってしまい手を出すことができずに、検査結果は得られませんでした。

「家族としか話せない」場面緘黙娘、小2では不安で固まり検査不能…4年後の発達検査では?の画像

Upload By まりまり

担当の臨床心理士さんからは、もっと関係性ができてからであれば、取り組めるようになるかも……とのことで、この時はこれ以上取り組ませるのはやめにしました。


それから4年後の6年生になって…

その後、検査を受ける機会はないまま、次女は6年生になりました。

私自身は、客観的な指標がほしいという思いもあって、ずっと「検査は受けられるものならぜひ受けてもらいたい」という気持ちでいました。
そんな折、中学校の就学時相談の際に発達検査(WISC-Ⅴ)の結果提出が必要だと分かり、6年生になった今、再度検査を受けてみることになりました。

「家族としか話せない」場面緘黙娘、小2では不安で固まり検査不能…4年後の発達検査では?の画像

Upload By まりまり

あれから4年も経過しているので、「もしかしたらいけるのでは……」と淡い期待を寄せつつ……。


本人に発達検査のことを話してみる

「昔、心理の先生とやったような検査を、もう1回やってみたいんだけど」と発達検査について本人に話してみると、最初はもちろん拒否。しかし、「(次女の)得意不得意が分かったりして、今後の勉強とかに生かしていけるものだよ」と説明すると、興味を示してくれました。

ずっと、カウンセリングやことばの教室に通ってきたこともあって、今までより、家族以外の他者と1対1で何かをすることに対してのハードルが下がってきた成果かもしれません。思っていたよりあっさりと受け入れてくれました。


「家族としか話せない」場面緘黙娘、小2では不安で固まり検査不能…4年後の発達検査では?の画像

Upload By まりまり


一人で検査室に入る次女

担当の公認心理師さんは、以前にも場面緘黙の子どもの検査を何度かされているとのことで、安心してお任せすることができました。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.