2023年11月9日 06:15
修学旅行「ほんとに行くの?」登校渋りの多い発達グレー長男、当日朝まで心配は続き…
その姿を見て、「修学旅行、行くのかな?」と私が安心しかけると、長男は登校渋りをしたり欠席したり。
修学旅行出発3日前、2日前、1日前、と近づくにつれ「本当に行くのかな?」とドキドキの日々でした。
キャンセル料ばかり気にしてしまい、私は長男に申し訳ない気持ちでした。
とうとう修学旅行当日。
長男は早起きをし、朝ごはんを食べ、簡単に荷物の確認をし、早めに集合場所へと向かっていきました。
満足そうな顔で帰ってきた長男
私は長男が「無事に帰って来ますように」と、ひたすら祈っていました。心配症で(笑)。先生が保護者にアプリを通じて、頻繁に修学旅行の様子や写真を送ってくれたのはありがたかったです。
私は長男が宿泊先から家に電話できるように、小銭とテレホンカードと電話番号を書いたメモを渡しておきましたが、電話はありませんでした(長男談「旅館に着いてからも忙しくて電話する暇がなかった。それに誰も電話してなかった」)。
解散場所にお迎えに行くと、長男はお友達のとなりで満足そうな顔をしていました。ああ楽しかったんだなと一目で分かり、私は涙が出そうになりました。みんなケガもなく無事に戻ってきてくれて、先生やお友達には感謝の気持ちでいっぱいでした。
あらためて、長男は登校渋りや欠席をするけれど、好きな給食や好きな授業、楽しいことが待っている日は行くんだなと思った出来事でした。
Upload By 星河ばよ
執筆/星河ばよ
(監修:初川先生より)
長男君が無事に修学旅行に参加できたエピソードをありがとうございます。
親元を離れて数日とはいえ集団生活をする。
これは親にとっても子にとってもなかなかどきどきするイベントですね。幼少期に親なしで外泊させてみたもののうまくいかなかった歴史をお持ちならなおのことと思います。
長男くんが修学旅行を楽しみにできる心持ちと、共に過ごしたくなるようなお友達、先生方がいて本当によかったなと思います。あっという間の小学校生活、入学したと思ったらすぐに高学年で修学旅行や宿泊の移動教室などが来ますね。保護者の立場からすると、子どもたちが子どもたちなりに成長していることを改めて感じさせてくれるイベントだと感じます。
もちろんお子さんによっては、そうした非日常が苦手であったり、日帰りならまだしも泊まるとなるとつらく感じてしまったりする子もいます。そうした場合はそうした場合で、行きたい気持ちとあんまり行きたくない気持ちと本人なりに一生懸命考えていることと思います。