子育て情報『号泣、自傷、暴言!自閉症娘のパニックに深く悩まなかった理由は?ーー2歳から思春期を振りかえり』

2023年12月6日 14:15

号泣、自傷、暴言!自閉症娘のパニックに深く悩まなかった理由は?ーー2歳から思春期を振りかえり

また、感情のコントロールも年長するにしたがって上手になる面もあるでしょう。

SAKURAさんの娘さんが、年齢が大きくなるにしたがって、徐々に納め方が上手になったのも、経験の積み重ねと感情コントロールの上達なのかもしれません。記事内でも書いていただいたように、パニック中に、泣いたり怒ったりすることを叱責したり、説得したり、なだめたり対処法を提案したりなど、過度に関与することは逆効果になることがあります。パニック中は安全を確保して、可能ならその場からいったん離れて、本人が落ち着くことを待つのがよいでしょう。
そうしたことを重ねてきたことで、娘さんなりにパニック時の混乱のおさめ方、想定外に対処する経験値を増やしてこれたのかなと思いました。

https://h-navi.jp/column/article/35029666
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。

知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

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