首すわりは何ヶ月頃?状態の確認方法や遅い原因、練習など【医師監修】
・染色体異常
・脳性まひ(胎児期〜新生児期に受けた脳の損傷によるもの)
・脳の疾患
・脊髄の疾患
・筋肉の疾患
・先天性代謝異常症など
ただし、運動発達が遅れても、上記にあげたような疾患が診断されず、原因が明確とならないまま、後に運動発達が追いついてくることも多々あります。
赤ちゃんの首すわりを促すには、首を支えた状態の縦抱きを増やしたり、前傾姿勢の抱っこを増やしたりして首すわりに必要な筋肉の発達を促すようにするといいでしょう。また、うつぶせのときに頭の上におもちゃを持っていくなど、赤ちゃんが顔を上げる練習を取り入れていく方法もあります。
首すわりの練習をするときの注意点として、縦抱きをする際は赤ちゃんの頭の後ろに手を添えることや、うつぶせのときに赤ちゃんから目を離さないなどがあります。赤ちゃんの安全確保には充分気をつけるようにしましょう。
https://www.saitama-pho.jp/scm-c/shokai/naikashinryo/idenka/undounituite.html#q6
参考:運動について|地方独立行政法人埼玉県立病院機構ホームページ
https://www.pref.kyoto.jp/kosodateqa/karada_16.html
参考:首のすわりが遅い [子育てQ&A]|京都府
首すわりが遅いのは、知的障害(知的発達症)と関係がある?
上記に挙げた赤ちゃんの運動発達が遅れる疾患のうち、染色体異常や、脳の疾患、先天性代謝異常症などでは、知的障害(知的発達症)を合併することもあります。知的障害(知的発達症)とは、知的機能と社会的な適応能力に遅れが見られる障害のことです。
ですが、首すわりの時期だけで知的障害(知的発達症)と判断することはできません。
言葉の遅れや非言語コミュニケーション(模倣や指差しなど)の遅れなど、気になる様子がある場合は、かかりつけの小児科などに相談してみるといいでしょう。
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/23-%E5%B0%8F%E5%85%90%E3%81%AE%E5%81%A5%E5%BA%B7%E4%B8%8A%E3%81%AE%E5%95%8F%E9%A1%8C/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%A8%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3/%E7%9F%A5%E7%9A%84%E8%83%BD%E5%8A%9B%E9%9A%9C%E5%AE%B3
参考:知的能力障害|MSDマニュアル
まとめ
一般的には生後3ヶ月から5ヶ月頃には赤ちゃんの首がすわると言われています。