子育て情報『首すわりは何ヶ月頃?状態の確認方法や遅い原因、練習など【医師監修】』

2024年4月21日 12:15

首すわりは何ヶ月頃?状態の確認方法や遅い原因、練習など【医師監修】


赤ちゃんの首がすわるのは何ヶ月?首すわりはどうやって分かる?首がすわる前にやってはいけないことなどについて解説

首すわりとは、赤ちゃんを縦抱きした際に首がぐらつかない状態のことです。赤ちゃんの運動発達の一部と言われています。

一般的には赤ちゃんの首がすわるのは生後3ヶ月頃からと言われていて、生後4ヶ月~5ヶ月で赤ちゃんの約90%は首がすわると言われています。

ただ、赤ちゃんによって首がすわるのが3ヶ月よりも早い、5ヶ月よりも遅いということもあります。

赤ちゃんの発達には個人差があり、早い子は生後2ヶ月程度で首がすわることもあります。実際に2ヶ月から3ヶ月の間で首がすわった赤ちゃんは11.7%いるという調査もあり、決して珍しくはありません。

首がすわる直前には、赤ちゃんが自ら首を動かして保護者を目で追う、うつぶせのときに自ら首を持ち上げようとする、などの前兆が見られることがあります。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/73-22-01.pdf
参考:Ⅱ 調査結果の概要|厚生労働省

赤ちゃんの首がすわっているか判断するには、以下の確認方法があります。


・仰向けの状態から両腕を引いて起こした際に、身体が45度になっても首が遅れずについてくる
・身体が90度になったときに軽くゆすっても首が安定している
・うつぶせになったときに自ら頭を持ち上げられる

確認方法はおおむね以上の通りですが、乳幼児健診などでは医師により細かい部分も見て判断されます。

また、首がすわる前の赤ちゃんは首がとても不安定です。後頭部を支えない縦抱きやおんぶなど首がぐらぐらするような抱き方はしないようにしましょう。

https://www.ncchd.go.jp/center/activity/kokoro_jigyo/manual.pdf
参考:乳幼児健康診査身体診査マニュアル|国立成育医療研究センター


首すわりが遅い原因は?隠れた疾患はある?首すわりを促す方法など

多くの自治体で実施している3、4ヶ月児健診の際に、首がすわっておらず、もしかして疾患があるのではと心配な方もいるかもしれません。子どもの発達は個人差が大きいため、首すわりが遅いからといって過度に心配する必要はありません。ただ、中には原因として背景に疾患がある場合もあります。

以下にあげたような疾患がある場合、運動発達が遅れることがあるため、首すわりの遅さに影響している可能性があります。

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