寝返りはいつから?事故防止やサポート方法、寝返りしない場合の相談目安【医師監修】
しかし、赤ちゃんが寝返りをうてるようになると、仰向けに寝かせていても途中でうつぶせに変わる可能性があります。赤ちゃんが自ら仰向けに戻ることができない時は、保護者が姿勢を変えるようにしましょう。また、睡眠中に窒息するリスクを減らすためにも、寝かせるときには口をふさぐ可能性がある柔らかい寝具などの使用は避け、子どもが寝ている周囲に枕やぬいぐるみ、首に巻きつくよだれかけなどを置かないようにすることが大切です。
寝返りをするタイミングは2ヶ月頃~7ヶ月頃と個人差があります。寝返りが早い場合はその分うつぶせ寝についても早くから注意する必要があります。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/tobacco/yt-035.html
参考:乳幼児突然死症候群 / SIDS | e-ヘルスネット
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000181942_00007.html
参考:11月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の対策強化月間です|厚生労働省
寝返りをし始める頃は子どもはさまざまなことに興味を持つようになるほか、身体の発達と共に移動範囲や手の届く距離も長くなってきます。そこで、事故が起きないように周りの大人が気をつけたいことを紹介します。
事故につながるものとして、
・ベッドでのうつぶせ寝
・ベッドからの転落
・階段からの転落
・お金や電池などの誤飲
・ストーブなどに触ってのやけど
などがあります。
ベッドや階段の前には転倒防止の柵をつける、床の上は片づける、触って危ないものは置かない、カバーをかけるなどの対策を取って事故を未然に防ぐことが大切です。
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/07/dl/s0714-3f.pdf
参考:1. 誤飲に対する母子健康手帳による保護者への啓発|厚生労働省
https://www.pref.aichi.jp/kosodate/hagumin/growing/age.html
参考:健康と安全|あいちはぐみんネット
なかなか寝返りしない……寝返りが遅い時の練習やサポート方法は?
寝返りをする時期は赤ちゃんによって個人差があるため、基本的に練習しなくても自然とできるようになります。しかし、なかなか寝返りをしないと心配な保護者もいらっしゃると思います。