子育て情報『年長夏から探し始めた放課後等デイサービス。大変だった36件からの選定、見学…決め手は?【ユーザー体験談】』

年長夏から探し始めた放課後等デイサービス。大変だった36件からの選定、見学…決め手は?【ユーザー体験談】

といった感じで、子どもの障害の程度をさりげなく伝え、「うちは特別支援学校の生徒が中心なんです」とか、「うちにはお子さんと似たタイプの子がたくさん来てますよ」などといった回答を先方から引き出せれば、お互いのミスマッチが防げると思いました。

そして秋、市役所で行われた「放課後等デイサービス説明会」に行きました。前半は申し込み方法の説明、後半は、大会議室に移動して、市内のいろんな放課後等デイサービスのブースをまわりながら、気になった所に見学の申し込みをする……といった流れでした。
スタッフの方に話を伺いながら、「スタッフの方の熱量や知識は本当にバラバラだな」とも知りました。たくさんのスタッフの方と話すのは疲れますが、直接話すのはとても大事なポイントだったと思います。私はこの時のスタッフの方の印象で「見学を申し込む・申し込まない」を決めました。


わが家が通う2ヶ所の放課後等デイサービス。その決め手は?

今現在、息子は2つの放課後等デイサービスに通っているのですが、それぞれの施設に異なる「決め手」があります。


1ヶ所目の放課後等デイサービスの決め手となったのは、「体験利用後の息子の反応」でした。その施設は、自宅からギリギリ徒歩圏内と近く、責任者の方の説明もしっかりしていたので、「息子との相性さえ良ければ、ここに決めよう」と思いながら体験に行きました。

体験は1時間ほどで、息子と先生方とほかの利用者の子どもたちだけで過ごすスタイルでした(後日、責任者の方から、そのときの息子の様子とそれを踏まえどのようなプログラムを提案したいかについて話がありました)。
体験が終わる時刻に迎えに行くと、息子が目をキラキラさせながら出てきて、「楽しかった!次はいつ行くの?」。息子に合っていたんだなと思いました。

また、体験利用の日は、すでにその施設を利用している男の子が出迎えてくれて、その子ととても仲良く過ごせたとも聞きました。息子は不器用さなどもあったせいか、当時こども園では若干自信喪失気味で、家庭でも消極的な発言をよくしていました。そんな頃に、息子のイキイキした姿を見ることができたのが嬉しくて、即決しました。
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そしてもう1ヶ所の放課後等デイサービスの決め手となったのは「私との相性」でした。

こちらは自宅からやや遠く、子どもをマンツーマンで見てもらえる点は魅力だったものの、1日の利用時間は60分だけ、施設での送迎対応はなし……と保護者の負担が大きそうな印象があり、契約するかどうかをギリギリまで悩んでいました。

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