子育て情報『「人の目」を気にしない中2発達障害息子に変化が!身だしなみの改善と意外なメリット』

「人の目」を気にしない中2発達障害息子に変化が!身だしなみの改善と意外なメリット

思春期頃に、遅ればせに他者視線を意識するようになると、今度は過度に気にしすぎて病んでしまうこともあります。この辺は個人差が大きく難しいところです。ただ、多くの方は、学齢期に身だしなみには全く無頓着であっても、中高生年代~20代ぐらいに、適度に意識するようになって、今までどれほど保護者が工夫してしつこく声をかけてきても、全くできなかったことが、それなりに身につくようになる方が多いように思います。こういうことは、保護者が言うよりは、家族外の同世代の誰かからの指摘や圧力がきっかけで意識するようになることが多いようです。

学齢期には、保護者はやきもきしてもあまりうるさく言いすぎずに、時期を待つぐらいでいいのかもしれません。もしその時期が来ない場合は、高校生~大学生年代に、社会人になるマナーとして、改めて対策を考えるしかないかと思います。いずれの時期にもうるさく言いすぎたり、苦手意識をあおると、ご本人が拒否感を抱いて、身だしなみの話題を避けるようになり、かえって対策を立てにくくなることもあるので、おおらかにゆっくりとらえていくほうがいいかなと思います。

https://h-navi.jp/column/article/35030113
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。
現在は下記の表現になっています。神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

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