子育て情報『自閉症小5息子、鉄道撮影に夢中でトラブル寸前!「周りに意識を向けられない」幼少期から気になっていること』

自閉症小5息子、鉄道撮影に夢中でトラブル寸前!「周りに意識を向けられない」幼少期から気になっていること

スモールステップで些細なことから始めていきましょう。改善したら、「できたよ カード」に電車のシール等を貼って5つたまったら好きな電車に乗れるなどのご褒美をあげるというトークン法で試してみてください。次からはこうしようねと絵や図で示すことです。ASDのお子さんは比較的視覚認知が高いので言葉で言う耳からの情報よりも絵で示す目からの情報の方が分かりやすいからです。

耳からの情報でも、「転んだ子がいたら助けます」と何度も同じことを肯定文で言い続けることも必要です。ASDのお子さんは否定文よりも肯定文のほうが分かりやすいからです。

https://h-navi.jp/column/article/35030161
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。


神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

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