子育て情報『自閉症小5息子、鉄道撮影に夢中でトラブル寸前!「周りに意識を向けられない」幼少期から気になっていること』

自閉症小5息子、鉄道撮影に夢中でトラブル寸前!「周りに意識を向けられない」幼少期から気になっていること

乗り換えた電車は空いていたものの、撮影スポットの先頭列車の一番前の窓のところには、新聞を読んでいる男性が居ました。すると我慢ができなくなったのか、ミミはスマートフォンを持ったまま、新聞を読んでいる男性の新聞に突進!!私は(なんで!?)とびっくりしつつすぐにミミの首根っこを引っ張りました。ですが、時すでに遅く、ミミは新聞を読んでいた男性にぶつかってしまいました。私はその人に「すみません!」と謝りました。

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「なんで⁉」頭が真っ白に!ミミの行動に絶望的なものを感じた過去を思い出して……

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このようなミミの「周りにいる人に意識を向けられない」「相手がどうなるか気にならない、または気にしない」という行動には覚えがありました。ミミが3歳の頃「なんで!?」と頭が真っ白になった印象的な出来事があったのです。

ある日、私とミミがお店を出ようとしたところ、目の前で当時のミミより少し幼い女の子が転びました。するとミミは女の子を助けることもなく、なんとまたいでいこうとしたのです……。幸いにも相手にぶつかることはなかったのですが、ぶつかっていたらと思うと……もうどうしたらいいのか……。私はそんなミミの行動を見て(人を人として見ていないようだ……)と絶望的なものを感じたのでした。

今もまた同様の行動をしてしまうミミ。このような行動もASD(自閉スペクトラム症)の特性の一つだと分かっているのですが、どんなに本人なりの理由があっても許されないと思います。
私は強い危機感を感じています。どうすればいいのでしょうか。ヘルプマークを持たせ、「コミュニケーションが苦手で、失礼なことを言うことがあるかもしれません」とコメントを書いたほうがいいのかもしれないと検討しているところです。

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これからもミミが「楽しいと思えること」は応援したいので、しばらくは一緒に電車に乗って、周りに気をつけながら楽しみたいと思います。

執筆/taeko

(監修:鈴木先生より)
ASDのお子さんは「線」に興味を持つのが多いことから、電車好きが多くみられます。

またASDのお子さんを育てていると数々の困ったことに遭遇します。困ったことに対しては保護者が正しいお手本を見せることが重要です。やって見せ、説明して、やらせてみて、できたら褒めることです。

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