学習メインと生活メイン、タイプが違う2か所の発達支援施設に通った息子。行き渋り、癇癪…就学までの変化は?
に入りました。まずは着替えなどのお仕度、挨拶から始まり、「日付やその日の天気、その日の参加人数」を毎回担当になった子が発表します。そのほか、運動の時間や給食もありました。
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こちらの施設では、1回の活動は約4時間と、1か所目の施設の支援時間と比べると倍の長さでした。指導方針は、その子ができないところは手助けしつつも、できるまであきらめないという、ある種の厳しさがありました。通い始めの最初の2か月間は親子通所をする決まりがあったので、支援中の様子を近くで見ることができたのですが、長男が活動を嫌がって癇癪を起こす場面もよく見られました。しかし、先生方は長男が活動に取り組めるようになるまで、根気強く付き合ってくださっていました。
不思議なことに、こちらの発達支援施設に関しては、長男が行き渋ることは最後までありませんでした。
年長の1年間で見違えるほど成長した長男
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年長の終わり頃になると、支援中に嫌がる場面はほとんどなくなっていきました。むしろ、普段保育園では拒否する集団遊びやダンスにも楽しそうに参加し、周りの子たちをサポートする姿まで見られるようになりました。こちらの施設でたくさんの成功体験を積ませてもらったことで、自信をもって過ごせているように感じました。通った期間は年長の1年間だけでしたが、この1年で長男はものすごい成長を見せてくれました!
結果として、どちらの発達支援施設での経験も長男の成長に繋がったと実感することができて、通ってよかったと心から思っています。
執筆/プクティ
(監修:室伏先生より)
プクティさん、発達支援施設でのご指導の様子や、長男さんのご様子について共有してくださり、ありがとうございました。これらの施設での経験が、長男さんの成長に繋がったとのことで、本当に良かったですね。
1か所目の施設では、お子さんが自信を持って学びに向き合えるよう、お子さんのペースに合わせた取り組みをされていたのですね。課題の難しさにつらくなってしまった場面もあったかもしれませんが、小学校での学習を中心とした生活の準備・練習ができたことは、きっと大きな意味を持つ経験になったのだと思います。
2か所目の施設は、日常生活における自立支援や集団生活に必要なスキルの獲得が重要視されていたのですね。これは小学校生活のみならず、今後の長い人生においてとても重要な能力です。