「僕じゃないよ?」動画で自分の姿をみた息子が一言。その理由は
むしろ、いたずらに自尊心が傷つけられていくばかりだと思います。だとすれば、どうしたらいいのでしょう。
それは、本人が自分のことを客観的に見ることができる工夫をしていくことが大切なのだと思います。
我が家が採用している支援はシンプルに以下の3つだけです。これだけでも息子は相当変わりました。
声の大きさを数字にして、自覚しやすいようにします。
我が家では1から5までが書かれたボードを作りました。
「今のあなたの声は4だよ。
ここでは2にしよう。」などとボードの数字を指さしながら説明し、自分の声の大きさを自覚できるようにしました。
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スイッチが入る前にクールダウンさせるようにすること。スイッチが入ってしまうと、自覚どころではなくなります。
ふざけてしまう前に、「あと何分で終わるからもう少し頑張ろうか」と声をかける。そうすることで、「スイッチが入っていない自分」を定着させました。
スイッチが入っていない「普通の状態」のときにすぐに褒めること。
ただ座っているだけ、ただ手をつないで歩いているだけ、ただ黙ってテレビを見ているだけ、そんな普段は見過ごしてしまうような当たり前の状況のときに「今、座ってられているね、頑張ってるよ」と褒めるのです。
そうすることで、自分のより良い状態というのが自覚することができるようになります。
自分で気づけることは、本人も嬉しいこと!
この3つを繰り返したことにより、息子は自分がふざけているときや、ヒートアップしてしまっている状態のときに自分で気づくことができるようになりました。
療育でたまにふざけてしまったときに、私のほうを振り向いて「ママ、今の僕の態度はダメだよね~」とニッコリ笑う姿は、最高に頼もしいです!
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