子育て情報『【父親から見た子どもたち vol.3】フォトグラファー松木宏祐さん夫婦が続ける写真館とこれから。』

2022年7月10日 10:00

【父親から見た子どもたち vol.3】フォトグラファー松木宏祐さん夫婦が続ける写真館とこれから。

子どもに働く両親の姿を見せられる

写真館をやっていてよかったと思えるもうひとつのことが、子どもたちに僕たち両親がどういう仕事をしているか見せられること。子どもが大きくなるにつれて、出張写真館のイベントにもついてくるようになりました。長男が使わなくなったオモチャを持って、お客さんの子どもをあやしてくれたり、子ども同士で心開いて仲良くなっていることも。
【父親から見た子どもたち vol.3】フォトグラファー松木宏祐さん夫婦が続ける写真館とこれから。

息子には決してカメラマンを目指してほしいわけじゃない。けれど、物事に対して、何か発見できることをやらせたいなと思って、習い事も工作をやっていたり。写真は周りを見渡してから撮るので、発掘力が身につくと思います。カメラマンになってほしいというよりかは、そういう力が育ってほしいなと思っています。でも、長男は撮影するのが好きみたいで、持っているカメラはもう3台目くらいです。
僕たちが撮影する姿を見て、「僕も撮ってみたい」と、最初は子どもカメラから渡してみて、今は中古で買ったコンパクトデジカメを使っています。あとは、2020年に次男が生まれて4人家族になったことで、長男が下の子を見て気づくことも多いみたいです。「今のシキくん(弟)と同じ年齢の僕の写真を見たい」と、写真を見て僕もこんなに小さかったとか思っているのかな。
【父親から見た子どもたち vol.3】フォトグラファー松木宏祐さん夫婦が続ける写真館とこれから。

妻は3人兄弟、僕もふたり兄弟と、どちらも賑やかな環境で育ったので、ひとりだけじゃ気づかないことに気づけることは嬉しいですね。そして、写真が時間を超えたコミュニケーションツールになっていることも。

移住と、これからのこと。
多くの人に愛される写真館を目指して

今は都内に住んでいますが、来年葉山に引っ越しをします。葉山の家をつくっている最中で、お客さんが来て記念写真を撮れるような、自宅兼写真館にする予定です。
家のなかに写真を撮れるちょっとしたスペースをつくろうと思っています。さらに引っ越しを機に、夫婦で撮りためた家族の日常写真を集めて、写真集にまとめたり、都内で展示をしたいなと思っています。まだ妻には話してないですが(笑)。
【父親から見た子どもたち vol.3】フォトグラファー松木宏祐さん夫婦が続ける写真館とこれから。

子どもの写真でいえば、僕が外に出て仕事をしている分、どちらかというと妻の方が子どもの日常写真を撮ることは多いと思います。写真は現場にいないと撮れないので、僕の方が見れてないなと思う瞬間が少しだけ多い。保育園の送り迎えでこんなことがあったんだな、と写真を介して日常を共有し、僕も気づきをもらっています。妻と僕の写真を比べて細かい違いはわからないけれど、まとめているうちに何か見えてくるものがあるかもしれません。

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