子育て情報『子どもの思考力が確実にアップする! “考える癖”をつける、3つの方法』

2018年10月29日 10:22

子どもの思考力が確実にアップする! “考える癖”をつける、3つの方法


首都圏の中学入試では、2014年から2017年にかけて、「適性検査型(総合型・思考力・自己アピール)入試」を実施した私立中学校は、38校→53校→86校→120校と、年々増加してきましたが、さらに今春2018年度入試では、計136校の私立中が、こうした「適性検査型(総合型・思考力・自己アピール)入試」を実施することが判明しました。

(引用元:首都圏模試センター|2018年入試では136校が「適性検査型入試」を実施!)

こうしたことから、「思考力」の注目度は今後ますます高まっていくことが予想されます。

「思考力」って何?どうやって評価されるのか

ところで、「思考力」とはどんな能力かご存知でしょうか。

通信教育をはじめとした教育事業で知られる株式会社ベネッセコーポレーション、および株式会社Z会は、それぞれが運営するサイトにて、「思考力」の定義について下記のように述べています。


『思考力』とは、問題そのものを見つけたり、問題を解決するためのヒント(情報)を探したり、自分が持っている知識を使って解決策を考えたりする力だ。

(引用元:Benesseマナビジョン“ミライ応援サイト”|大学入試はどう変わる?思考力・判断力・表現力編)


「思考力・判断力・表現力」とは、平たく言うと、世の中や身の回りの問題・課題を、まずは「自分ごと」として考え、さらには他の人の考えにも耳を傾けた上で、「じゃあこうしよう」と新しい解決策を見出していくことと言えます。

(引用元:Z-KAI|2021年度以降の新しい大学入試で問われる「思考力・判断力・表現力」とは?_2016.1)

これらを読むと、「思考力」はある事柄から問題を特定し、その解決策を見出すまでの過程において使われる能力であることがわかります。そこで、「思考力」を評価するために作成された入試問題の一例として、ある中学校で実施された「思考力テスト」の内容を見てみましょう。

【問題1】
海外の市場の写真を見て、写真から読み取れる情報をできるだけ多く書き出す。

【問題2】
(1)日本と海外の生鮮食品売り場の写真を見比べて、気がついた点をできるだけ多く書き出す。
(2)また、自分が書き出した内容を見て、海外の市場が日本よりも優れている点はどこだと思うかを述べる。

【問題3】
もしこの国で暮らすことになり、この市場で買い物をする立場になったときに、必要なスキルはどんなことかを書き出す。

【問題4】
「【問題3】で答えたスキルはどうして必要なのか」、また「今回のテストで感じたこと」を200字以内で述べる。

こうして見てみると、「思考力」

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