子育て情報『子どもの思考力が確実にアップする! “考える癖”をつける、3つの方法』

2018年10月29日 10:22

子どもの思考力が確実にアップする! “考える癖”をつける、3つの方法

なんて言うかもしれません。そのときは、「そうだね、お得だね(子どもの考えを認める)。でも、1枚100円の油揚げの方が味がいいかもしれないよ?」など、別の考え方もあるよ、と教えてあげましょう。色々な視点から物事を見てもいいんだ!ということに気がつくはずです。

3. 「自分の考えを再構築する力」を養う
一緒にテレビを観て、「自分ならどうするか」を考えさせます。身の回りに起きた出来事や、世の中のニュースについて自分に置き換えて考えさせるのです。また、「自らの考えを評価し、まとめる力」を養うために、考えた結果を意見としてまとめ、語らせます。

子どもと一緒にテレビを観ているときは、絶好のチャンスです。
例えば、ニュースで誰かの行動が取り上げられたのを観て、「この人がした行動について、どう思う?」「自分が同じ立場だったら、どう行動する?」などと語りかけることで、子どもに自分事として考えさせることができます。

難しいニュースでなくたってOKです。「メガ盛り天丼!」などの柔らかいテーマであっても、「〇〇ちゃんは、この天丼をどう思う?」と聞いてあげてください。「こんなに大きかったら誰も食べられないと思う」「私がシェフなら、かわいいミニ天丼をたくさん作りたい。だって、女の子のお客さんが増えそうだから」など、親が思いつかないような「考え」を述べてくれるかもしれませんよ。

考えをまとめる力は、ペーパーテストだけでなく、プレゼン力やコミュニケーション力にもつながります。家庭で何度も「考えをまとめる」練習をすることで、知らず知らずのうちに「思考力」がアップするはずです。***
今回の3つの例には、子どもの「思考力」を育てると同時に、親子でコミュニケーションがとれるという共通点があります。
「思考力」を育てると同時に、子どもとたくさんの会話を重ね、子どもの考えていることを知ったり、新たな一面に気づいたりできるといいですね。

(参考)
文部科学省|大学入学共通テストについて
かえつ有明中・高等学校|かえつ有明の教育
ビジネスジャーナル|中学入試改革、知識だけでは合格困難
首都圏模試センター|2018年入試では136校が「適性検査型入試」を実施!
Benesseマナビジョン“ミライ応援サイト”|大学入試はどう変わる?思考力・判断力・表現力編
Z-KAI|2021年度以降の新しい大学入試で問われる「思考力・判断力・表現力」とは?_2016.1

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