子育て情報『空間認識能力を鍛える楽しい方法。ゲームとおもちゃが意外と使える!』

空間認識能力を鍛える楽しい方法。ゲームとおもちゃが意外と使える!

スポーツや理系の職業に興味を持っている子はもちろんのこと、そうでない子も、自動車の運転や地図の読み取りは生きていくのに必要なスキルです。

心理学者のデイビッド・ルビンスキー氏によると、空間認識能力は「人間のなかで眠っている潜在能力のうち、最大の部分かもしれない」とのこと。空間認識能力は、創造力やイノベーションと関連して主要な役割を果たしているそう。机上の勉強という平面的な世界を飛び越えて、空間を立体的・包括的に捉えられる力「空間認識能力」。親としては、子どもの能力を養い、最高のポテンシャルを引き出してあげたいものですね。

では、空間認識能力は伸ばそうと思って伸ばせるものなのでしょうか?もちろん、可能です。人類学者のグウェン・デワー氏によれば、訓練によって空間認識能力を向上させられるだけでなく、性別による差さえも縮まるか消滅するそう。次項からは、子どもの空間認識能力を鍛えるためのさまざまなアプローチをご提案します。


空間認識能力を鍛える楽しい方法。ゲームとおもちゃが意外と使える!


空間認識能力を鍛えるおもちゃ

まずは、遊んでいるうちに自然と空間認識能力が育つおもちゃを紹介します。

パズル

子どもの脳を刺激したり、手先を器用にさせたりするため、小さいうちからジグソーパズルを与えている親御さんもいることでしょう。ジグソーパズルの製作・販売を手がけるシャフト株式会社によると、そもそもジグソーパズルは子どもの教育のために生まれたそう。空間認識能力や記憶力が養える「無限の展開と可能性を秘めた知育玩具」なのだとか。また、以下のような研究結果もあります。


空間認識能力を研究するジェーミー・ジロー助教授(米ヴァージニア大学)らが4~7歳の子ども847人に行った調査では、パズル・ブロック・ボードゲームで週に6回以上遊ぶ子どもは、空間認識能力を測定するブロック配置テストにおいて、それ以外の子どもよりも高いスコアを獲得したそう。一方、お絵描きやスケートボードといったほかの遊びの習慣については、スコアとの関連性を確認できませんでした。この結果から、パズル・ブロック・ボードゲームで遊ぶことは子どもの空間認識能力を高める可能性が示唆されました。


(太字は編集部が施した)
(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|「子ども向けパズル」は教育効果バツグン!?選び方とおすすめパズル教えます)

パズルには豊かな教育効果があるようですね。子どもにジグソーパズルを買い与える場合、どのようなパズルを選べばよいのかについては、「『子ども向けパズル』は教育効果バツグン!?選び方とおすすめパズル教えます」

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