せっかく覚えてもうまく使えない? 「慣用表現」の “ネットワーク化” は、知られざる究極の英語力アップ術
英語だと “I’m sorry.” と言うでしょう。どちらも、謝罪の気持ちを端的に示す慣用表現です。
大切なのは、慣用表現をバラバラに暗記するのではなく、関連づけて「ネットワーク」として学ぶこと。
ネットワークのように整理して学ぶことができれば、慣用表現を自分自身の英語のレパートリーとして加え、あなたの英語力の一部にすることができるでしょう。
「驚き」を表す慣用表現
今回は、第1弾として「驚き」を表すための慣用表現を取り上げます。「驚き」と一言で言っても、このようにたくさんの種類がありますね。
・うれしい驚き
・悲しい驚き
・信じられない驚き
・偶然の出来事に対する驚き
慣用表現を自分のものにするためには、慣用表現のネットワーク化が重要だと先ほどお話ししました。でも、どのようにネットワーク化すればいいのでしょうか?
「驚き」を表す慣用表現の場合、ネットワークを作成する際の基準はタイプ分けです。
以下、便利な表現を6つのタイプ別にまとめてご紹介しましょう。
「びっくり!」を表現するための6つのネットワーク
1. 間投詞を使う
驚いた時、つい反射的に「えっ?」と言ってしまう人も多いのではないでしょうか。「えっ?」「わあ!」のような、喜怒哀楽の感情を直接表した語を「間投詞」と言います。英語でもたくさんの間投詞がありますよ。
・Wow!(うわー!)
・What!(何!)
・Holy cow!(何てこった!)
2. 驚いたことを言葉で表現する
驚いたことを「ああ、びっくりした!」と言語で表現することもありますね。
・What a surprise!(びっくりした!)
・That’s amazing!(それは驚きだ!)
・Unbelievable!(信じられない!)
3. 本当かと問う
びっくりするようなことを耳にすると、つい真偽を確かめたくなるものです。
・Really?(本当?)
・That can’t be true.(まさか!)
・Are you serious?(マジ?)
4. 偶然のことに驚く
全く予期しないところで旧友に遭遇するなど、時には偶然の出会いに驚くこともあるでしょう。
・What a coincidence!(偶然だね!)
・Wow, it’s a small world.(わっ、世の中って狭いね)
5. 相手に驚いたかと聞く
相手にびっくりするようなニュースを伝えた上で「ねえねえ、驚いた?」