子育て情報『オリジナルの比喩で、表現力のある作文に激変――“それ” は “ほかの何” に見えるのか?』

オリジナルの比喩で、表現力のある作文に激変――“それ” は “ほかの何” に見えるのか?

たとえば、喜怒哀楽を表現するときに、あえて「うれしい」「おこった」「かなしい」「たのしい」などの表現を封印して書くと、文章のオリジナリティが高まります。

【比喩なし】きょうのばんごはんは、大すきなカレーです。いえにかえるのがとてもたのしみでした。
【比喩あり】きょうのばんごはんは、大すきなカレーです。学校からいえまで、ずっとスキップしてかえりました。

【比喩なし】このまえ、かっていたカメが死んでしまいました。かなしかったです。
【比喩あり】このまえ、かっていたカメが死んでしまいました。
その日は、おなかがすかず、たべ物もうまくのみこめませんでした。ばんごはんは、大こうぶつのハンバーグだったのに、ふしぎです。

【比喩なし】友だちにおもちゃをとられると、その子がおこりだしました。
【比喩あり】友だちにおもちゃをとられると、その子のかおが「赤オニ」にかわりました。

ありきたりな表現で書いた文章よりも、比喩を用いて表現した文章のほうが、活き活きと輝いています。子どもには「できるだけ、みんなが使わない表現で書いてみよう!」と伝えてあげましょう。比喩を使って自由にたとえられるようになった子の作文能力は、その先も、ぐんぐん伸びていくでしょう。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.