子育て情報『あと伸びにつながる「学習習慣」――自ら机に向かう子の親がしている5つのこと』

あと伸びにつながる「学習習慣」――自ら机に向かう子の親がしている5つのこと

いちばんのお手本は「親が学んでいる姿」

子どもは身近な存在をまねて育つもの。いくら子どもに机に向かうことを勧めても、親がテレビを見ながらダラダラしていたり、スマホゲームに夢中になっているようでは、子どもだって納得がいきません。


わが子が自ら机に向かう習慣づくりのために、親が真っ先に行うべきは、親の側が自ら机(リビングテーブルなど)に向かう習慣、すなわち学んでいる姿勢を見せることです。学ぶことがたまらなく楽しい状態、学習を「楽習」と捉えることです。親が、その姿勢を背中で示しましょう。

(引用元:PRESIDENT Online|自ら机に向かう子の親が欠かさない習慣)

このように、親の背中をしっかりと見せることが大切なようです。

また、子どもが机に向かっていれば問題なし、というわけではありません。宿題やワークをこなすことばかりにとらわれて、内容をきちんと理解せずに突き進んでしまっては、せっかくの勉強時間も有益ではありません。


宿題の丸つけの際は、「どこにつまずいているのか」をチェックしたり、「学んだ内容を理解しているのかどうか」をさりげなく質問したりといった対応が大切です。

***
親が学ぶ姿を見せることで、子どもの学習習慣が身につくのなら、まさにウィン・ウィン。親の学びは、なにも勉学だけでなく、キャリアアップや趣味や、家庭経済のことなどでもよいのです。与えて導くだけではなく、親である自分自身も成長を望んでいければ、きっと子どももいい影響を受けてくれるはず。机に向かって学ぶ楽しさを、親子間で共有できるといいですね。

文/酒井絢子

(参考)
PRESIDENT Online|自ら机に向かう子の親が欠かさない習慣
All About|子供の勉強習慣いつからどうやって始めるべきか?
ベネッセ教育情報サイト|1年生からの勉強はどうする? 家庭で机に向かう習慣を身につけるためのポイント
森山真有(2007) ,『伸びる子の法則自ら学ぶ習慣が身につく学習法』,PHP研究所.
見尾三保子 (2002) ,『お母さんは勉強を教えないで』,草思社.
鶴田秀樹・坂元京子(2008) ,『どこまでも伸びていく子どもに育てる』,実務教育出版.
ムーギー・キム、ミセス・パンプキン(2016) ,『一流の育て方–ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる』,ダイヤモンド社.

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