子育て情報『「泣いたって仕方ないでしょう」は子どもから自信を奪う。「自信を与える」3つの方法』

「泣いたって仕方ないでしょう」は子どもから自信を奪う。「自信を与える」3つの方法

目次

・自信のない子は、こんな経験をしていることがある
・子どもに「正しい自信」をつけさせるコツ
・自信をつけさせるには「ひとつずつ確かめる」「できたことを認める」「他人と比べない」
「泣いたって仕方ないでしょう」は子どもから自信を奪う。「自信を与える」3つの方法

何をするにしても「私には無理……」「こんなのできないよ……」と自信のないそぶりを見せる子どもに、私たち親はどう接していけばいいのでしょうか。「どんなことにもチャレンジして、困難や壁も自分で乗り越えていける力を身につけてほしい」と願う親御さんは特に、そんなお子さんの姿を前に気を揉んだり、もどかしく思ったりしていることでしょう。

「自分にはできない」と思ってしまうのは、生まれ持った性格なのでしょうか。それとも、何かきっかけがあったのでしょうか。子どもたちが自信を持てない理由を探りつつ、親が子どもに自信をつけさせるために効果的な方法を3つご紹介します。

自信のない子は、こんな経験をしていることがある

「やってごらん」と声をかけてみても、お子さんから「そんなのできっこない」と最初から諦めているような言葉を返されたことはありませんか。自信のなさそうな顔をしているわが子を見て、この先を案じてやきもきしてしまう方も多いはず。


「やりたくない」というはっきりした拒否の意思表示ではなく、「自信がない」と言う子どもの胸の内には、どのような思いがあるのでしょう。教育評論家の親野智可等さんは、次のような可能性を挙げています。


特に親にたくさん叱られたというわけでなくても、生まれつき慎重な性格であるとか、用心深くて心配性であるとか、マイナス思考であるとかの理由で、こういう言葉が多くなっているのかもしれません。または、何でもうまくやりたいという完璧主義的な気持ちが強いのかもしれません。あるいは、自分の不安や緊張を解放するために、つまり一種のストレス発散として言っているのかもしれません。

(引用元:ベネッセ教育情報サイト|自分に自信がない子[教えて!親野先生])

一方、生まれ持った性格からくる「自信のなさ」ではなく、周りの人たちの態度や言葉で自信をなくすこともあります。たとえば、以下のような言葉かけはNGです。

×NG×「やってもいないのに、どうしてできないなんてわかるの?もっと自信を持たないとダメでしょう」
→親野氏いわく、このような言葉をかけると、子どもには「自分は、自信のないダメな子なんだ」という意識が残り、否定的な自己イメージができあがってしまうそう。
×NG×「泣いたって仕方ないでしょう」
→泣いてもどうしようもない場面で泣く子どもに対して歯がゆく思い、ついこんな言葉を言ってしまったことのある人もいるかもしれません。

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