未来に必要なビジネススキルは「創造力」! 親子で楽しみながら伸ばす方法、教えます
に続いて3番目に必要なビジネススキルとされています。なぜ、こんなにも創造力が求められているのでしょうか。
同フォーラムは、2025年までには、機械が人間より多くの作業をこなすことになると予測しています。しかし、それは決して「仕事がなくなる」ということではありません。多くの作業が人間から機械に引き継がれるぶん、新たな仕事がたくさん生み出されることを意味しています。
(前略)人間、機械、アルゴリズムの労働分担の転換により7,500万の人間の仕事が機械などに取って代わり、そうした労働分担に適合しやすい1億3300万の新しい仕事が生まれると推測されます。
(引用元:世界経済フォーラム|ニュースリリース)
つまり、これからの時代に必要となるビジネススキルは、機械にはない、人間特有のスキルということです。それらを身につけておけば、今後新しく生み出される仕事にも役立てられ、これまで以上に仕事の幅が広がることも考えられます。
とりわけ、創造力は、新しい仕事を生み出すことも可能にするかもしれません。
今、子どもたちが創造力を身につけることは、将来自らの仕事の選択肢を増やすだけでなく、未来に新しい仕事を生み出す可能性にもつながるのです。
家庭でできる! 創造力を育成する3つの習慣
では、どうすれば子どもの創造力を育成できるのでしょうか。家庭で取り入れられる習慣を3つご紹介します。
●過干渉せず、自由な時間を与える
家で子どもと二人きりになると、「私がこの子の相手をしなくては」と、必要以上に子どもにかまってしまう親御さんは少なくないのではないでしょうか。もちろん、一緒に遊ぶ時間も大切ですが、子どもの創造力を高めたいのであれば、子どもがひとりで自由に遊ぶ時間も確保しましょう。いきなりひとりで遊ばせても、子どもは何をしていいかわからず、退屈そうな態度を示すかもしれませんが、それも創造力を高める貴重な時間です。教育の専門家であるマイク・ランザ氏は次のように述べています。
Children have an amazing innate ability to be creative when they play freely on their own, and unfortunately, the act of overparenting dampens or even wipes out that innate ability,(子ども達は、自分たちで自由に遊ぶとき、先天的な創造力を発揮します。そして、残念なことに、親が過保護であると、創造力を削いでしまうのです)
(引用元:Psych Central|9 Ways to Support Your Child’s Creativity)