子育て情報『対人関係、学力にも影響する……。「自己肯定感」を高めるために、親がするべき10のこと』

2019年12月26日 09:53

対人関係、学力にも影響する……。「自己肯定感」を高めるために、親がするべき10のこと

お手伝いをさせることによって、「家の中に役割や居場所がある」こと、「自分は必要とされている」ことを感じさせられるのです。
  • 「大好きだよ」と伝える
    内閣総理大臣、内閣官房長官及び文部科学大臣兼教育再生担当大臣ならびに有識者で構成される教育再生実行会議の第十次提言には、「親から理解されている、愛されているという感覚を持っている子供は自己肯定感が高い」という記述があります。自分の子どもにそのような感覚を持たせる方法のひとつは、言葉で伝えること。「大好きだよ」「生まれてきてくれてありがとう」などの言葉を日常的にかけることで、子どもは愛されていることを自覚できるのです。
    自己肯定感を高める10の方法03
  • 話を聴く
    ビジネスコーチの石川尚子氏いわく、親が子どもの話をしっかり聴くと、子どもの存在を認めていることが伝わり、自己肯定感を高められるのだそう。ポイントは、しっかり目を見て、耳を傾けて「聴く」ということ。途中で口を挟んだり、他のことをしながら聞き流したりしないよう、意識して子どもに向き合いましょう。
  • おこづかいの与え方を変える
    マネー教育の第一人者である横浜国立大学名誉教授の西村隆男先生は、おこづかいは定額ではなく、「掃除を何回したらいくら」というように、家庭内で仕事を与え、その対価としてわたすことをすすめています。
    そうすると、子どもに達成感や、人の役に立つ実感を与えることができ、自己肯定感を高めることにつながるのだそう。その際、事前に親子でルールを話し合い、書面を作成するなど、子どもを「大人扱い」するとより効果が高まります。
  • 親子で一緒に外遊びする
    外に出て、自然のなかに身を置くと、子どもは自分で試行錯誤しながら工夫して遊びます。心理学者・石﨑一記氏いわく、自分で工夫した遊びをやり遂げることによって達成感を得られ、自己肯定感を高められるそう。その際、できれば親も一緒に外へ出て楽しみましょう。注意点は、あれこれ口出ししないこと。あくまでも、一緒になって楽しみ、子どもが誇らしげに「見て!」「こんなのできた!」と言ってきたら、「すごいねえ!」と褒めてあげることが大切です。
    自己肯定感を高める10の方法04
  • プロセスをほめる
    褒めることによって自己肯定感が高まることはよく知られています。
    しかし、特定非営利活動法人・放課後NPOアフタースクール代表理事の平岩国泰氏いわく、「縄跳びができた」「テストで良い点数をとった」など、能力や成果ばかり褒めるのは逆効果。子どもに「成果を出さないと認めてもらえない」

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