性格統計学の提唱者が語る。「親子は考え方も似る? それはただの思い込みです」
それこそ、フラットな視線で子どもを見て、「どっちかな?」と冷静に考えてみましょう。
そして、子どもとの関係性を考える前に、まずはみなさんが自分自身のことをよく知ることを心がけてください。人間関係には悩みは尽きないものですが、そもそも他人との関係だけではなく自分との関係も人間関係です。まずなにより自分自身と上手につき合えるようになること。そのうえで、子どもとうまくかかわることができるようになれば、子育てはぐっと楽になるはずです。
『人間はたったの4タイプ 仕事の悩みは「性格統計学」ですべて解決する!』
稲場真由美 著/セブン&アイ出版(2019)
■ 性格統計学による4タイプ診断サイト
■ 人間関係研究家・稲場真由美さん インタビュー一覧
第1回:性格統計学の提唱者が語る。「親子は考え方も似る? それはただの思い込みです」
第2回:子どもが言う「なんとなく……」に、親が「どうして?」と聞いてはいけないわけ。(※近日公開)
第3回:子どものタイプ別・自己肯定感が本当に伸びる褒め言葉。「すごいね」だけじゃ響かない!?(※近日公開)
第4回:「いくら言っても分かってくれない」のは、叱り方がその子に合っていないから。(※近日公開)
【プロフィール】
稲場真由美(いなば・まゆみ)
1965年生まれ、富山県出身。一般社団法人日本ライフコミュニケーション協会代表理事。株式会社ジェイ・バン代表取締役。自身が人間関係の悩みに直面したことから、新しいコミュニケーションメソッドを探求し、16年間、延べ12万人の統計データをもとに「性格統計学」を考案・開発する。
以来、このメソッドを「ひとりでも多くの人に伝え、すべての人を笑顔にしたい」との思いから、セミナーや講演、カウンセリングを通じて普及活動を行う。2018年には「性格統計学」にもとづくマルチデバイス型ウェブアプリ『伝え方ラボ』を開発し、ビジネスモデル特許の取得に成功(特許6132378号)。現在は、企業や自治体、学校をはじめ、法人・個人を問わず『伝え方ラボ』を活用した研修やコンサルティングを幅広く行い、多くの人のコミュニケーションスキル向上に貢献する活動を続けている。
【ライタープロフィール】
清家茂樹(せいけ・しげき)
1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
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