「考える力」を奪う親のNG行為。いま、マニュアル通りにしか動けない若者が増えています
など、想像力を働かせて自由な発想で思考力を鍛える質問はもちろん、『3びきの子ブタ』を読んで、「オオカミはこのあとどうなった?」「本当にオオカミは悪いのかな?」と、違う視点で物語を読み解く方法も学べます。
小学4年生がひとりでも解くことができるようにとつくられたこの練習帳。楽しみながら読み進めることができるので、読み終わる頃には「自分で考える力」がしっかりと身についているはずです。ふりがなは振ってありますが、まだひとりで読み進めることが難しいようであれば、親子で一緒に考えてみても◎。
『ハーバード・スタンフォード流 子どもの「自分で考える力」を引き出す練習帳』
狩野みき 著/PHP研究所(2020)
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インターネットが発達した便利な世の中では、疑問は簡単に解決してしまいます。そのため、深く考えて試行錯誤する習慣がなかなか身につかないのかもしれません。しかし、普段の親子の会話から子どもの「考える力」を鍛えることは十分可能です。みなさんもぜひ試してみてください。
(参考)
ダイヤモンドオンライン|マニュアルがないと何もできないーー「自分で考える」力のない人々
YouTube|狩野みき自分で考えよう
マネー現代|わが子の「考える力」を奪う親たち、その意外過ぎる共通点
THINK-AID|「考える子ども」を育てるために、親ができること
東洋経済オンライン|「考える力がない子」を変える3つの問いかけ
STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|“考える力”を伸ばす、子どもの「どうして?」と親の「どうして?」
狩野みき(2020),『ハーバード・スタンフォード流 子どもの「自分で考える力」を引き出す練習帳』, PHP研究所.
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