“10歳までに” 思いきり遊んでない人間は将来伸びない! 活躍できる子の遊び方
疲れていたり不機嫌だったりと、ストレスがたまっている様子だ。忙しすぎて自由な時間がないようだ。十分な睡眠がとれていない。友だちやきょうだいと気ままに過ごす時間がないようだ。家族みんなが忙しすぎて、決まった時間に一緒に夕食がとれない。(※親の行動)子どもに「急いで!」とよく言う。(※親の行動)忙しくてストレスがたまっているので子どもに対してもイライラしがち。いかがでしたか。
もし1つでもイエスがあったならば、子どものスケジュールについて少し考えたほうがよさそうです。そして2つ以上のイエスがあった方は、スケジュールの見直しを真剣に考えてみてください。そして、子どもが自由に遊ぶ時間をつくってあげましょう。
前出の藤原氏は、「人生100年時代」と言われているいま、大学入学や有名企業への就職を目標とするのは危険だと警鐘を鳴らしています。どんな社会になったとしても、何歳になったときでも、自分の生きる道を自身で切り開いていけるのは、「10歳までに思いきり遊んだ、発想力の豊かな人」なのです。
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幼児期は、親子での遊びも重要です。「こうしたほうがいいんじゃない?」「それはやったらダメよ」なんて言わず、ただ子どもと一緒に目一杯楽しんでください。遊び込んだ子どもの未来は明るいですよ!
(参考)
STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|10年後に必要となる力――正解がない問題に多くの仮説を立てる「情報編集力」
STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|過剰な受験勉強よりも大切な、「10歳までに思い切り遊ぶ」という経験
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STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|「外遊び」は有能感や自己肯定感を伸ばす――でも、効果のほどは「親次第」
アスコム監修(2011),『10歳までの子育ての教科書』, アスコム.
汐見稔幸(2008),『子どもの身体力の基本は遊びです』, 旬報社.
東洋経済オンライン|「遊びの時間が足りない子」の結構残念な行く末
東洋経済オンライン|「遊ぶ子」と「忙しい子」自己肯定感に出る大差
日経デュアル|幼児期の「遊び込む」経験が、思考力ある子を育てる
ベネッセ教育情報サイト|乳幼児期から育む、折れない心【前編】困難に負けない、レジリエンスとは
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