子育て情報『「地頭がいい子」の特徴5つ。「頭がいい子」との決定的な違いとは?』

「地頭がいい子」の特徴5つ。「頭がいい子」との決定的な違いとは?

目次

・地頭がいい子の特徴1:観察力がある
・地頭がいい子の特徴2:判断力がある
・地頭がいい子の特徴3:知的好奇心が旺盛
・地頭がいい子の特徴4:努力ができる
・地頭がいい子の特徴5:コミュニケーション能力が高い
「地頭がいい子」の特徴5つ。「頭がいい子」との決定的な違いとは?

「地頭がいい」と聞くと、どのような人をイメージしますか?

語彙が豊富な人、頭の回転が速い人、話していて楽しい人などが思い浮かぶのではないでしょうか。そもそも、「地頭」とはなんなのでしょう。

ちなみに辞書では次のように説明されています。


大学などでの教育で与えられたのでない、その人本来の頭のよさ。一般に知識の多寡でなく、論理的思考力やコミュニケーション能力などをいう。

(引用元:デジタル大辞泉|じ-あたま〔ヂ-〕【地頭】)

つまり、地頭の良し悪しはテストの点数だけで判断できるものではないのです。そしてじつは、地頭は、まわりの環境次第でぐんぐん伸ばすことができます。
わが子の地頭をよくしたいと考えている親御さんは、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。

今回は、専門家の意見を参考にしながら、 “地頭がいい子” の5つの特徴をピックアップしました。お子さんはいくつ当てはまりますか?

地頭がいい子の特徴1:観察力がある

教育デザインラボの代表理事である石田勝紀氏によると、地頭のいい子は、未就学児のうちから「人はなんのために生きているの?」などと哲学的な質問をぶつけてくるのだそう。たとえば普通の子どもなら、「この虫の名前はなに?」「魔女ってなに?」など、大人への質問はシンプルかつ具体的です。しかし地頭のいい子は、幼いうちから哲学的、抽象的な質問をしてくるのだと言います。抽象度の高い質問ができる子は、俯瞰で物事を眺める習慣が身についています。つまり、観察力が優れているのです。

石田氏によると、「地頭のいい子は、勉強と日常のボーダーが曖昧」なのだそう。
それは、勉強以外の時間にも多くのものを観察して思考しているという状態を指します。子どもの地頭をよくしたいなら、このように学びのスイッチが常にオンになっているのが理想的です。そのためにも、日常的にさまざまなものに興味をもたせるように働きかけるといいでしょう。どんなに小さなことでも、身の回まわりのものに興味をもっているとすべてが学びにつながります。

観察力を鍛えるには、「いつもとは違う」ことに気づかせるクイズを出すのがおすすめ。
  • 「今日のカレーにはいつもとは違う具が入ってるよ。なーんだ?」
  • 「(模様替えをして)お部屋のなかがいつもと違うと思わない?どこが変わったかわかるかな?」
ポイントは「子どもの探究心をくすぐるようなクイズを出してあげること」

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