【助産師監修】産後のママを助けてくれる「産後ヘルパー」とは?サポート内容や料金・利用方法
民間のサービスを利用する
民間企業が提供する産後ヘルパーのサービスは、自治体のサービスと比較して産後のママの回復を助けるプログラムが充実しているのが特徴です。
皮膚トラブルを防ぐために顔のマッサージやお肌をお手入れしたり、足のむくみを改善するマッサージをしたりと、ママのためのスペシャルなケアがさまざまに用意されていますよ。
搾乳機やベビーベッドなど、育児に必要な機器をレンタルしている企業もあります。サービスの利用料金は1回1時間あたり3,000円ほどです。1時間単位で利用できるサービスもあれば、1回4時間以上と時間設定があるサービスもあるので、自分に合ったサービスを見つけてくださいね。
生協などのサポートサービスを利用する
生協など身近な食材配達サービスでも産前や産後、ママのいざというときのサポート事業も行っています。サポートを受ける内容はには地域の生協に加入し、事前登録をしておくことがほとんどのようです。
また、生協は時短になる食材も豊富なので幅広い年代の方に好まれ利用されています。
赤ちゃん向けの食材、離乳食用の食材の用意もあるため、子育てママにもおすすめなので気になる方はチェックしてみてくださいね。
産後ヘルパーにやってもらえることは?
家事・育児に幅広く対応
産後ヘルパーの基本的なサービス内容は、日常的な家事と育児の支援が中心です。日常的な家事には食事の支度や片付け、衣類の洗濯、部屋の掃除・整理整頓、生活必需品の買い物などが含まれます。
育児では沐浴支援やおむつ交換、上の子どものお世話などの支援が受けられます。育児の助言・相談を行い、ママの心身のケアに力を入れているのが家事代行と異なる点です。
できない項目もある
広範囲で生活を支援している産後ヘルパーですが、浴室のカビを取りたい、庭の草木を刈りたいといった突発的な家事には対応していないことがほとんどです。また託児と違い、入院や外出などで保護者がいない状況のときは、子どもを預かることができないので注意が必要です。自治体や企業によってできること・できないことが異なるため、余裕があるときにサポート内容を事前に確認できると安心ですね。
産後ヘルパーを利用して笑顔で過ごそう
産後は産前に比べママの生活や身体の変化は大きく、不安に思うこともたくさんあるでしょう。理想とのギャップに戸惑うこともあるかもしれません。