まずは名前呼びから! 子ども抜きでもママ友との友情を育むコツ3つ
こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。
大人になると新しい人との出会いの機会は一般的に減っていきます。でも、ママの場合は“ママ友”という出会いの形があります。
ただ、この子どもを介したママ同士の出会い、子ども同士が不仲な場合も成り立つのでしょうか?
ここでは子ども同士が不仲になっても、ママ同士が仲良く付き合っていくために踏みたいステップやコツをご紹介します。
●(1)「○○ちゃんのママ」から名前呼びへ
4歳の女の子のママHさんと、同じく4歳の男の子のママMさんは、プレママクラスで知り合って以来の仲良しママ友。
でも、子どもたちが成長するにつれ、男女というせいもあってか一緒に遊びたがらないようになったそうです。
でもHさんとMさんは馬が合い、「子どものせいで自分たちが楽しくおしゃべりできないのは、どこか変」と考え、子どもから離れたところで会う時間を作るようになりました。
ママ友の付き合いは子どもを公園で遊ばせて、子どもを互いの家に呼んでという、子ども付きの場合が少なくありません。
でもこれは、子どもたちが仲良く遊んでくれるのが前提であり、不仲だと成立しません。
それでもママ同士で気が合うのなら、子どものいない時間・場所に会う時間を作りましょう 。
子どもを保育園や幼稚園に預けている間などを有効に使って、「○○ちゃんのママ」でなく「△△さん」と名前で呼び合える付き合い方を目指します。
●(2)夜更けのウォーキング兼おしゃべりで
子どもがそこにいないだけでなく、大人同士だからこそできることで、友人関係を深めていくという方法もあります。
12歳の男の子のママMさんと2歳の男の子のママKさんとは、同じ児童館を利用していて知り合ったそうです。
男の子の子育てをMさんから学んだというKさんですが、「子どもたちは年が離れすぎていて一緒に遊んでくれないため、ママ同士で過ごす時間を工夫する必要がある」と考えました。
そこで、Kさんは互いの住居が近いところをいかし、Mさんを誘ってウォーキングを始めました。
夜、パパが帰宅して子どもが眠った後の30分程度、連絡を取り合って互いの都合がつくとウォーキング兼おしゃべりタイムのスタートです。
おしゃべりの内容は、『最初のうちは子どものことが中心だったけれど、最近はニュースの内容や夫の愚痴なんかも』とはKさん。