ぴりぴりムードを脱却! “妊活離婚”を避けるために有効な取り組み4選
●(3)夫は「子どもは結婚したらできるもの」という考えを捨てる
『僕は勝手に、「結婚したら子どもは自然に授かるもの」と思っていて、そこまで深く考えていなかったのですが、その能天気さや無知さが妻を苦しめていたようで……。その考えを捨てました。妻は妊活の苦労や努力を分かち合える仲間がいないし、自分にできることといえばタイミングや病院の日に協力することだけなので、なるべく妻の話を聞く ようにしています』(30代/男性)
男性の多くは、「赤ちゃんは授かりもの」という先入観を持っていることが多く、のんびりと構えている傾向があるよう。
当事者である意識をしっかり持って、人知れず努力をしている奥さんの頑張りを認め、苦悩に共感する姿勢が大切ですね。
●(4)排卵日以外のコミュニケーションに重点を置く
『ぶっちゃけ男はデリケートなので、排卵日!排卵日!と迫られるとプレッシャーになってしまう。だから、排卵日以外に十分夫婦仲を充実させておいて、排卵日のタイミングはその延長 、という雰囲気になるようにしています。そのほうが、自分も楽しいので』(40代/男性)
妊活中の女性は、ついつい排卵日のみにすべてをかけてしまうことが多いのですが、実は排卵日以外のコミュニケーションが妊活成功のカギといえます。
妊活中はお互い疲れがたまります。
ピリピリした雰囲気よりも、日ごろからマッサージをしあったり、手をつないだり、ハグをするなどコミュニケーションを和やかにできる関係が良いですね。
●妊活離婚を防ぐには、お互いに思いやりを持つこと
妊活はとてもデリケートなことですので、夫婦でも思うように本音が話し合えずすれ違いが起きてしまいます。
男女の価値観の違いもとても顕著に表れるため相手の気持ちが理解できない、と感じることもあるかもしれませんが、決して悪気があってのことではありません。
なるべく楽しく笑顔で妊活できるよう、お互いに思いやりは常に持ち続けてくださいね。
●ライター/ましゅまま(ママライター)
●モデル/香南、TOYO
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